過去ログ - 十神「愚民が…!」腐川「医者なら救ってみなさいよ、ドクターK!」ジェノ「カルテ.5ォ!」
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901: ◆takaJZRsBc[saga]
2015/08/07(金) 13:44:29.10 ID:WWSFAbdV0

この時、葉隠が少しでも反省して今の状況を振り返っていれば、彼はある重要な事実に
気が付いたはずであった。しかし、彼は持ち前の保身と自分への甘さで逃げることを選択した。

このことが、裁判に余計な混迷をもたらすこととなるのである。


ピンポーン。


「! だ、誰だ?!」


心臓が早鐘のように鼓動する。


(落ち着け……俺がやったなんて証拠はないはず。目撃したセレスっちも口封じに刺しちまったし……)

「逆にここで俺が出なかったら変に思われるべ。ここは冷静に、冷静にだな……」


葉隠は深呼吸していつもの軽薄な笑みを浮かべると、ドアを開けた。


「おー、誰だー?」

「……我だ」

「オォォガアアァアアァァアアアッ?!」


ギョッとして反射的にドアを閉めようとするが、桑田が割って入るのが早かった。


「葉隠。俺達さ、おめーにちょっと聞きてーことがあんだけど」

「ない! ない! 俺から話せることはなんもねえべ!!」

「この反応……なあ」

「……どうやら、この男が重要参考人なのは間違いなさそうだな」

「なんのことだべ?! 俺はなんにも知らねえ!」


その時、タイミングの悪いことにあの悪夢のようなアナウンスが流れた。




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