過去ログ - 【Fate】汝れらの手で彼らの運命を定めよ【安価&コンマ】紅茶→アーバー騎士王編
↓ 1- 覧 板 20
955: ◆nweFN9TPgR2f[saga]
2014/11/26(水) 20:14:19.96 ID:+nYmNuX1o




怒気。その場を覆っていた怨嗟も、剣呑さも全てを無慈悲に還そうとするだけの無機質な怒りだ。
その場に居た誰もが、その威圧感に吐き気すら覚え、流れる冷や汗は蛆虫のように全身を這いずり回る。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　- ― -　.,
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＞　´　　　　　　　　｀　＜
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　　　 　 　 　 ｀ヽ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,　　 　 ,　　　　　　　　,　　　　 ＼.　　　 ヽ
　　　　　　　　　 　 　 / 　　　 i　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,
　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　 | 　 　 　 i!　　　　',　　　　　　　 　 　 ∨
　　　　　 　 　 　 　 ′　　　 .j!　　　　 .|ヽﾄ.　　　',　 　 　 ',　　　　　 ∨
　　　　　　　　　　　i　　　　 .ハ　　　　 !　__ ＼　 i!　　　　 ',~ヽ　　 　 ∨
　　　　　　　　　　　|　i　　　i!　 ', 　 　 |´　　　__ヽ!.　　　 　 ',. } 　 　 　 V
　　　　　　　　　　　|　|　　　|　__.}ﾊ 　 i!　' ,.ｨf伝ﾊ}》　　　 　 V　　　　　　　　　　　　　 僕の真名を知ってるっていうのはさ、それはつまり、僕の独白を聞いてたってことだよね？
　　　　　　　　　　　|　|　　　|'´ ＿. ',　i　　j! 込_ツ |　　　　　 |　　　 　 　 V
　　　　　　　　　　　|　|　　　|　,ｨrミ､ヽ{　　 　 　 　 !　　　　　 ト､　　　　　 ∨
　　　　　　　　　　　|　|　　　| 《 ヾ沁　　　　　　　　|　 　 i!　　i! .ﾊ_　i!　　　 ∨　　　　　…マスター以外に語るつもりも、知らせるつもりもなかったんだけどなぁ。
　　　　　　　　　　　|　|　　　|ヽ｀　｀¨　　　　　　 　 |　 　 |　　 |´　} 〉|　　　　 ∨
　　　　　　　　　　　|　|　　　|　iヽ.　　　　｀　_　 ィ　|　 　 |　　 |　//　!　　　　　∨
　　　　　　　　　　　|　|　　　!　 　 ＼　　 　｀　´ 　 |　　　!　　 !//　　.',. 　 　 　 ∨
　　　　　　　　　　　|　i!　　　　　　|　 ＞　　 　 　 ｨ|　　 　 　 ,.:/　　　 ',　　　 　 　､
　　　　　　　　　　　|　!i　　　　　　|　　　　｀　￣　 .| 　 　 　 〃　　　　　,　　　　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　|　||　　　　 　 |　　　　　　　 ／|　　　　 / 　 　 　 　 ヽ　　　　　　 ､
　　　　　　　　　　　|　|.!　 　 　 　 !　　　　__　ノ 　 !　　　　,　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　|　| !　　　　　　　　　/　　　　　|　　　　i　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　|　| |　 　 　 　 　 　 ,:　　　　　 |　　　　|　　　　 　 　 　 　 　 ',


冷えた声。表情も変わらずに、笑みのまま。されど何と悍ましいことか。
声という冷気は即座に場を包み込み、大気の水気を凍らせ鋭利な氷柱となって全方位から既に構えられている錯覚。

後は、その氷柱で身を貫かれるだけしかない。そう思ってしまう程に、彼の怒りは鋭い。


　　　　　　　　　　　　　　.....:.:.:.:.:.:.:.....
　　　　　 　 　 　 　 ...- '.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
　　　　　 　 　 　 ,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,
.　　　　 　 　 　 / :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,
.　　 　 　 　 　 ,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::
　　　　　　　　 l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}　　　　―――――
　　　　　　　　 l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ:.:.:}'
.　　　　　 　 　 ':. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |:.:.;
.　　　　　　　 　 ':;. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;′
　　　　　　　　　　':;.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.l:.:.{
　　　　　　 　 　 　 :.:l:.:.:.|:.:.:.:.:l.:.:.:. :|:.:.:. |:.:.:.
　　　　　　 　 　 　 } |:.:. |:.:.:.:.:|: .:. :.|:.:.:. |:.:.:.:._
　　　　　　 　 　 ‐く: |:.:. |:.:.:.:.:|: .:. :.|:.:.:. |ヽ '　 ヽ
　　　　　　　　〈　　 ｀　ｰ　　┴─┴ 　 ´　　　 }
　　　　　　　　/　 ＼　　 　 　 　 　 　 　 　 /　 :,
　 　 　 　 　 /　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 / ､ 　 ,
. 　 　 　 　 /　　　　 l　　　　　　 　 　 　 〈 　 ＼
　　　 　 　 l　　　　　j　 　 　 /　ヽ　　　　　　 　 ヽ,

彼女は声を忘れた。喉が極度の緊張と死への恐怖で乾ききり、発声が出来なくなったのだ。

【1：泥を投げて武器へと変形させて攻撃。　2：見逃す。但し条件付きで　3：自由　下5】

<<前のレス[*]｜次のレス[#]>>
1002Res/1336.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice