過去ログ - P「無人のスタジオから物音が?」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:00:22.00 ID:xvueY7rR0
元ネタは『アークザラッドV』というゲームの、とあるイベントです

それでは開始します

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:01:06.14 ID:xvueY7rR0
   11:00 765プロ事務所

P「無人のスタジオから物音が?」

律子「ええ……らしいです」
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:03:20.28 ID:xvueY7rR0
律子「ところで今日のレッスンの場所、いつものスタジオじゃないんですよね?」

P「そうなんだよ。明日まで、大掃除をするらしくてな」

律子「替わりに、近くにある別のスタジオを貸し切れたって聞きましたけど?」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:06:24.48 ID:xvueY7rR0
律子「ともかく。中に誰もいないはずのスタジオから、物音がするらしいんです」

P「物音ねえ。そこの警備員とかに、調べてもらったのかな?」

律子「ええ。やっぱり誰もいなかった、とのことですね」
以下略



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2014/11/18(火) 17:09:20.74 ID:xvueY7rR0
P「わかった、そういうことなら俺も行ってみよう」

律子「私もお供しましょうか?」

P「え、律子が?」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:12:10.70 ID:xvueY7rR0
   11:20 スタジオ入口

P「待たせたな千早、伊織!」

伊織「ずいぶん遅かったじゃない! もっと早く来なさいよね!」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:15:22.97 ID:xvueY7rR0
千早「その後警備員さんにお願いして、もう一回調べてもらいました」

伊織「結果は同じだったけどね」

律子「なら、勘違いじゃないの?」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:18:20.42 ID:xvueY7rR0
   11:30 スタジオ内部

P「……誰もいないみたいだな」

律子「そうですね……」
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:21:23.70 ID:xvueY7rR0
律子「千早、本当なの?」

千早「ええ、人の気配がするわ」

伊織「ど、どこ? どこなのよ!」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:24:20.23 ID:xvueY7rR0
伊織「ど、どうなの?」

P「いない……」

律子「いないわね」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:27:23.33 ID:xvueY7rR0
千早「それじゃ、私も……」

   スタスタスタ

千早「本当ね……。気のせいのはずはないと思うけど……」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:30:13.77 ID:xvueY7rR0
律子「プロデューサー!?」

伊織「どうしたの!? 何が起きたのよ!?」

P「す、すまん……。本を落としちゃって……」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:33:23.17 ID:xvueY7rR0
伊織「アンタ以外に、誰がいるってのよ!」

律子「何度も何度も、本を落とさないでくださいね!」

P「い、いや、違う! 俺、何もしてないぞ!」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:36:26.44 ID:xvueY7rR0
P「お、女の人!?」

伊織「い、いつの間にこんなに近くにいたの!?」

P「ぜ、全然気がつかなかったぞ……?」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:39:29.21 ID:xvueY7rR0
阿津「信じてください。決して、怪しい者ではありません」

P「そ、そうかな?」

伊織「怪しいわよ! はっきり言ってメチャメチャ怪しいわよ、アンタ!」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:42:26.51 ID:xvueY7rR0
P「伝説の……」

千早「バイオリンの弓……ですか?」

律子「すいません。もう少し、詳しく聞かせてもらえます?」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:46:08.53 ID:xvueY7rR0
律子「伝説……ねえ。具体的には?」

阿津「ええ。こう語られています」


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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:48:45.75 ID:xvueY7rR0
律子「己が愛する提琴、か――」

P「あ! わかった、簡単じゃないか!」

律子「へ?」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:51:15.33 ID:xvueY7rR0
P「ほら見ろ!」

阿津「すみません、今のは冗談です」

P「ガクッ!」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:52:59.67 ID:xvueY7rR0
P「えーっと……?」

千早「自分が心を込めて使っているバイオリン。それ自体が、愛する提琴なんですね」

阿津「はい。私はそう、解釈しました」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 17:54:17.15 ID:xvueY7rR0
阿津「この子と共に、数えきれないぐらいの楽曲を奏でてきたんです」

伊織「昔からずっと一緒なんて、私とうさちゃんみたい……」

阿津「この子は私の相棒……いえ、私の体の一部みたいなものです」
以下略



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