過去ログ - 京太郎「修羅場ラヴァーズ」ネリー「大好きがいっぱい」
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131: ◆fUP.t6E/JbsR[saga]
2014/11/23(日) 23:48:48.90 ID:iFgZojazO
どうにかなると、久は本気でそう思っている。

和が脅しをかけようと――そもそもの価値観が違い過ぎて、話が通じない。


「いざとなったら駆け落ちもいいかもね。倫理的にはアレだけど――こうなったらトコトンいった方が楽しそうだし」


来週までに荷物を纏めて、だとか。

指を折りながらブツブツと独り言を呟き久の瞳には、既に和は映っていない。


「おかしいですよっ!」

「ん?」


声を荒げずにはいられない。

つい先程までの余裕はなく、いつの間にかに追い詰められている。


「福路さんは――」

「言えばわかってくれるわ。京太郎の為なら何でもするだろうし」


私はオマケかもしれないけどね、と。

思い出したように付け足して、久は苦笑した。


「ああ、ありがとね。和」

「は、ハァ?」


「お陰で踏ん切りが付いたし――面白かったわ、あなたの顔」


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