過去ログ - 京太郎「修羅場ラヴァーズ」ネリー「大好きがいっぱい」
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33: ◆fUP.t6E/JbsR[saga]
2014/11/18(火) 23:03:26.56 ID:313t6ITHO
――チュンチュン、と小鳥が囀る朝。

カーテンから差し込む朝の陽射しは爽やかな目覚めを呼び起こす。


「ヤッちまった……」


が。

京太郎の心境は、様々な想いが嵐のように渦巻いていた。

二人の魅力的な女を相手に初めてを捨てた達成感や、普段は自分を手玉に取る姉を屈服させた満足感。

血の繋がらない相手とはいえ致してしまった罪悪感や、性欲に流された自分への嫌悪感。


「大丈夫よ」


頭を抱えて悩む京太郎を優しく包む香り。

昨夜に散々味わった温もり。


「誰が、何と言おうと――私が、京太郎を守るから」


左右の異なる色が、京太郎を見据える。

躊躇いも戸惑いもないその瞳に――京太郎はもう、彼女たちから抜け出せないことを自覚した。


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