過去ログ - 京太郎「修羅場ラヴァーズ」ネリー「大好きがいっぱい」
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719: ◆fUP.t6E/JbsR[saga]
2014/12/15(月) 22:44:42.64 ID:9WPySt7IO
「……その為の部屋だもん」


憧の声は、大きいとは言えなかったけど、不思議と部屋の中に響くように感じた。


「その為……?」


空調は程良く効いている。

冷房の風を浴びながらも頬が熱く火照るのは、胸の奥から溢れてくる何かのせいだ。


「……」


憧の口が小さく開いて言葉を紡ぐ。

さっきとは違って、聞き取ることのできない小声。

その唇から目を離すことができず、京太郎は自然と身を乗り出す体勢になる。


「アイスティー淹れてきたわよー……あら?」


そうして、憧の姉の望が部屋に来るまで。

二人は、見つめ合っていた。


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