過去ログ - DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十六巻
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76:1 ◆evD71lEwzE[saga sage]
2014/12/14(日) 05:22:02.16 ID:6n6qbJpMo
グランバニア城 2階 会議の間


ドリス(…どうしたらいい?……あたしの気持ちが両国を悪くしちゃうのなら……)ググッ

オジロン(娘が苦しんでおる。わしは王で父じゃが、わしが何度も慰めても良くないしのう)

ヌッティ伯爵「何故トンヌラ王子の配下が来ない? まあ構わぬが、勇者は必要だろう」

タンバリン男爵「殿下の臣下は優秀だ。ご心配には及びませんよ」

ヌッティ伯爵「は。臣下」

コンコン

パピン「!」


パピンはトビラをひらき、ゆかりんたちを招き入れた。

オジロン・ドリス・大臣・公爵・伯爵・子爵・男爵「!」  ドリス「ほっ…」

オリビア「……お待たせしまして申し訳ありません……」フカブカ

ゆかりんたちはオリビアにならっておじぎをした。


オジロン「いやいや、謝罪は無用じゃよ。ささ、そなたたちもかけてくれい」ニコニコ

ゆかりん(…デズモンさんはいない。ラインハットの学者だし、むずかしい立場か)スワル

ピピン(おじさんばっかりだなあ。みんなおとうさんよりえらそう)スワル

パピン(むむ、ピピンの参加は良いのでしょうか。父親の方が緊張していますよ…)ドキドキ

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高官会議 出席者

オジロン王 ドリス姫 大臣(パドーシヴァ侯爵) クマタン公爵 ヌッティ伯爵
ドレイク子爵 タンバリン男爵 パピン兵士長 勇者ゆかりん 元教団騎士ヨシュア
王子第一秘書ピピン 王子第二秘書オリビア 学者ジロー 学者夫人カオル
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C月12日 午前9:00  ベラの消息不明から39時間経過
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大臣「では開会いたします。わが国はラインハットと国交を設けて友好条約を締結したが、」

大臣「その大きな目的は、光の教団などによる世界危機への抑止力を期待するものだった」

クマタン公爵「それはパドーシヴァ侯の主張に過ぎんな。あの条約にそこまでの効果はない」

ゆかりん《…パドーシヴァ侯ってだれ?》  ピピン《だいじんさまだよ。しゃくいめい》


クマタン公爵「トンヌラ殿下とその臣下の働きがなければ、諸国の苦難は続いておるはず」

大臣「いかにも…」  ヌッティ伯爵「アルパ・クローズを滅ぼしたのはその王子らだろう」

ゆかりん・ヨシュア・オジロン・ドリス・ジロー・カオル「!」

ドレイク子爵「少し違う。アルパ・クローズは既に内戦で、殿下御一行は巻き込まれた形だ」

ヌッティ伯爵「いいや。王子は国家転覆を図る正体不明の男に同調したという報告だった」

ヌッティ伯爵「そうなんだろう?オリビア」チラッ  オリビア「…(コクリ)」


ヌッティ伯爵「王子から同盟関係を反故にされたアルパ・クローズの残党に泣き付かれて、」

ヌッティ伯爵「ラインハットは我が国を危ぶんだ。だからこんな文書を記したのではないか」

ドレイク子爵「姫とヘンリー殿下の記述がなく、私は先方の何らかの意志か自信を感じるが」

ドリス「…グランバニアとラインハットが争うようなことにはなりたくないのよ。絶対」キッ

タンバリン男爵「姫のご存念、我ら深く心に。但し覚悟はしましょう。奴隷の事もあります」

ゆかりん(あ。この男爵さん、わたしに現代のダンスをおしえてくれたひとだ)


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