過去ログ - 提督「人ではないことに変わりはない」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/20(木) 22:03:22.12 ID:+pDmfmFgO


「……眠いんだ」

「提督にはわたしたちを愉しませる義務があると思うの」

「明日じゃだめか?」

「嫌、我慢できない」

「……」

「……」

既にキラキラ、ニコニコとしていた愛宕は消え去り。

ギラギラと情欲が湛えられたその瞳は確かに彼の男を呼び覚ます。

「……寝室に行け。鍵を閉めておく」

彼は結局仕方なく瞳に負けてやることにした。

つっかえせば彼女は物分りのいい忠犬のように自室に帰るだろう。

ただし、自分かあるいは一部がよく似た姉妹と一緒に束の間の休暇を慰め合うのだ。

そして、明日には彼に文句を言いにくるし、次回のおねだりと内容は今回よりも執拗で濃いものになる。

彼の短くも長くもない人生の中でそれは数少ない経験則の一つだった。

「わたしは気にしないのに……」

「俺が気にするんだよ!」



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