過去ログ - 提督「人ではないことに変わりはない」
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81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/29(土) 13:54:45.27 ID:Kf+YPiDLO

彼が組み敷いた形になっている加賀の呼吸が続かなくなりそうなところで舌を取り戻す。

自分の呼吸のペースを忘れる程キスに埋没する彼女が少しだけ恐ろしい。

「まったく……」

汗で固まった髪の房を頬から離してやりながら呟く。

そういえば加賀だけでなく愛宕や龍田も同じことを言っていた。

彼の「仕方ないな」が優しすぎるのがいけないのだ、と。

勿論その言葉自体になにか特別な魔力が宿るとかではない。

なんでも我儘をそれとわかって聞き入れる瞬間にときめくのだとか。

彼に彼自身のことをわかれというのは土台無理な話ではあったが、

確かにしばしば同じようなケースに陥る気がしないでもない。



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