過去ログ - 記者「ではよろしくお願いします」 勇者「はい」
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27: ◆UuZF2thJYM[saga]
2014/11/21(金) 20:45:03.66 ID:N/4UPpW7o

勇者「そうして都市国家の連合が力をつければ、大国もおいそれと手出しはできない」

記者「それらの国家に、向こうが道を伸ばして来たがるかもしれませんね」

勇者「そうなれば言うことなしですよ。それだけの価値を向こうが認めた証拠になります」

記者「…しかし、そんな壮大な計画があると知れわたれば、妨害工作も…」

勇者「そこで私たちの出番ですよ」ニコッ

記者「あ」

勇者「一国を向こうに回して渡り合うことが可能なワンマンアーミーが3人。
   そして、大国の非道を許すなと紙とペンで戦う聖職者が1人」

記者「怖ッ……」

勇者「その事業に、職にあぶれた初級冒険者の人たちを募集するつもりです。
   人知未踏のクエストと銘打って、一緒に土木工事をしてもらえないかと。
   そのための資金と彼らへの報酬は、各国に預けた私の口座から出すつもりです」

記者「なるほど…確かに、夢はありますね」

勇者「ベクトルはこれまでとは少し違いますけどね」




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