過去ログ - テマリ「当たったんだよ、一泊二日のペアチケット!」
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28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/22(土) 04:09:41.54 ID:umI+SjPW0


***


カポーン……。


立ち込める湯気のなかで桶の音が響く。



シカマル「ふぃ――……」



ついつい声が漏れる。


ちょいと熱いくらいの湯が、痛む体の節々を癒してくれる。


シカマル「マジで来てよかったぜ……」


パシャッパシャッと顔に湯をかけると、外気で冷たくなった頬や鼻の頭からじんわりと温かさが伝わってきた。


景色も申し分なく、広大な露天風呂からは山々が一望できる。



シカマル「おーい、テマリー! そっちはどうだー!? 気持ちいーかー!?」



高い塀越しに、女湯にいるテマリに向かってわざと声を張り上げてみる。




クスクス……。


案の定、塀の向こうで多くの笑い声が聞こえた。



テマリ「ちょ! 恥ずかしいだろ!? 人がいるんだぞッ!! ///」


テマリの裏返りそうな声が返って来る。



シカマル「構うこたーねえ! どうせ二度と会わない人たちなんだ! それに周り気にして恥ずかしがってちゃ、夜に何もできねえよ!」



ドッ!



女湯の方で大きな笑い声が起こった。


テマリ「ば、馬鹿! お前何言ってんだ!! ///」



シカマルの周りにいた爺さんたちも「やるねえ兄ちゃん!」とか「若いもんはそうでなくちゃ!」と楽しそうにしている。

シカマルは照れながら「へへッ、どうも……」と返した。




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