過去ログ - 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 3】
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802: ◆3ZxXgUosIQ[saga]
2014/11/28(金) 04:26:01.83 ID:yAau/qjW0

グラビアス「ブリューナク――」

 御手洗と緑野は完全に油断をしていた。
 拘束された状態で地中深くまで沈められれば、グラビアス=ラークレインとて終わりと思い込んでいた。


 ――――だが、規格外と称される始まりのグラスパーは死んでいない。


 星のチカラは破壊的なプラズマエネルギーと、ECのような結晶のような姿と、そのどちらにも変質ができる。
 それはグラスプスキルを一定まで極めた者がようやく辿り着ける、1つの真の姿だ。

 グラビアス=ラークレインはグラスパーとなってから、グラスプスキルの研鑽を初めて秘奥に辿り着いた。
 そして習得した極致のグラスプスキルが、物質化した刃となって御手洗と緑野を切り裂いた。

緑野「ぇ――」

御手洗「は――?」

 それは無色透明のダイヤモンドを彷彿とさせる、結晶体で形成された槍だった。
 五つに分かれた穂先が厳重に封の役目を果たす木の根の蓋を易々と引き裂き、とうとうその上にいた2人までも呆気なく貫く。

 緑野は綺麗な串刺しにされ、自分がどういった状態かも分からないままひからびるようにして槍に肉を、血を吸われていく。

御手洗「柳ちゃんが――」

 骨と皮だけになると、それさえも消え去ってECがころりと落ちた。
 破られた封の下からグラビアス=ラークレインが現れ、付着した土や泥、細い木の根をコートで脱ぎ捨てる。

グラビアス「油断大敵とは、本当によく言ったものだな」

 【直下 コンマ判定】
 偶数 御手洗は見逃される
 奇数 グラビアス「お前も、糧になって消えてしまえ」
 ※0は偶数扱いです




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