過去ログ - 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 3】
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828: ◆3ZxXgUosIQ[saga]
2014/11/29(土) 00:16:13.96 ID:zaKrBdh20

湊「この程度で止められると思うんじゃねえぞ!」

 ミニトマトボンバーを両手いっぱいに掴み、湊が撒き散らした。
 中空で球形爆破を起こした、それを光源にして土筆川を光線で貫く。
 同時に、枯れ枝の矢が湊を貫いていく。

土筆川「血まみれじゃん、痛いんじゃないの!?」

 致命的なのは土筆川の方のはずだった。
 湊の光線で鎖骨の下、左手首、右太もも、右膝に直径8センチはあろうかという穴が空いている。

 湊のダメージと言えば枯れ枝が5本ばかり突き刺さっている程度で、ガイアのお陰でそう深くまで達してはいない。
 それなのに、土筆川は満面の嬉々とした笑顔で湊に向かっている。

湊「っ…!」

冬也「湊、下がって…!」

 湊と土筆川の間に割り込み、コルトで狙撃する。

土筆川「そんなの痛くもないよ!」

 飛び上がり、身体を縦回転させて土筆川が踵落としを繰り出してくる。
 その足には炸裂する光――ノヴァ。アームがかかっていても、易々と肉体を削ぎ落とせる防御不能のグラスプスキル。
 側面へ回るようにステップを踏んで、回転している頭部に拳を叩き込む。奥の木に直撃したが、バネのように跳ね返って向かってくる。

 湊が律の発明品のグローブで、土筆川を受け止めた。バーニッシュで強化され、どうにかノヴァに耐えていた。
 光蝶から放たれた光線が土筆川を退けさせるが、湊は直立することも辛そうな状態になっている。

湊「次で終わりだ」

土筆川「じゃあ、どっちが終わるか試そうよ!」

 土筆川の周囲に人間の頭ほどありそうな石がふわふわと並んでいく。
 さらに土筆川の背後に、山から削り出されたような巨大すぎる土塊が浮いた。

土筆川「負ける気は全然しないんだけどね!」

 浮いた石が土筆川の前へ順番に出てきて、それが殴られることで射出されてくる。
 石の1つ1つにバーニッシュまでかけられ、弾丸のような速度で続々と石つぶてが放たれる。

 【直下 コンマ判定】(掌握の異能+3)
 1〜5 土筆川「ああ、しぶとかった」
 6〜9 湊「最後のこいつは――」冬也「裾野さんの分!」




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