過去ログ - 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 3】
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839: ◆3ZxXgUosIQ[saga]
2014/11/29(土) 00:47:54.70 ID:zaKrBdh20

 フルバーストモードで一気に石ごと、土筆川までの道を切り拓く。
 土塊が落下を始め、ボクらを圧し潰してくる。両手で握り込み、その体積を小さくした。

 密度を高めた土塊を、湊が律のグローブで受け止めた。
 衝撃は余すことなくそこへ溜め込まれて、用済みの土塊をディスバージ・ショットで破壊する。

湊「最後のこいつは――」

 降りそそぐ土。土筆川がさらに何かを動かす前に、立派な木を掴み、引っこ抜いて振り抜いた。
 逃げ道を塞ぎ、湊が躍りかかって掌底打を土筆川に叩き込む。発散された衝撃で土筆川が吹き飛ばされないように握り込んだ。

 骨が砕けて、内臓の破壊されるくぐもった音が響く。
 ――――それでもまだ、土筆川が獣のように血走った目をしていた。

冬也「裾野さんの分!」

 さっと湊が頭を振る。
 バーニッシュ・スパークを適用した弾丸を放った。

土筆川「そんなの当たったところで――!」

 土筆川の眉間を食らうように弾丸は削り取る。
 ぱくぱくと土筆川は尚も口を動かし続けていたが、仰向けに倒れると身体が塵になって消えた。

 2つのECが土筆川のいた場所に転がる。

冬也「……」

湊「……壊れちまった」

 湊がグローブを外してその場に捨てた。
 刺さったままだった木の枝を抜き、ゆっくりと木の根元に湊は背を預ける。

冬也「大丈夫?」

湊「10分だけ、休憩させろ…。そうすりゃ、大丈夫だ」

 目を閉じると、すぐに湊は静かな寝息を立て始めた。


 【安価下1】
 1 起きるまで待っておく
 2 1人で山頂に向かう




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