過去ログ - 【咲-Saki-】小蒔「分家のくせに出しゃばらないでください」
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◆jBL8Qe1.Ns
[saga]
2014/11/22(土) 20:36:34.90 ID:NWDyLHQn0
霞「あ…んむっ…ふあ…あ…?」
巴「霞…さんっ…好き…すき…」
霞「ふあっ!?と、巴…な、何を…んっ!」
いきなり唇をふさがれて混乱しているだろう。
自分が知る限り、石戸霞に恋愛経験はない。
それどころか、異性と近づく機会すらほとんどなかったはずだ。
キスの経験などあるはずがない。
それがいきなりこれだ、いつも冷静な霞さんとはいえ、これは動揺するはず。
学校は、子供の頃から一緒。
家でも、行事の多くはともに過ごしてきた。
だから、知っている。
石戸霞が、自分に恋愛感情を抱いていないことを。
可能性があるとすれば、ともに過ごしてきたもう一人の幼馴染である初美であろう。
彼女とじゃれあうときの霞さんはとても楽しそう。
もしかしたら、彼女に対して、自分と同じように、気付かぬだけの想いを抱いているかもしれない。
自分が告白すれば、それに気づくかもしれない。
初美の方も、同じである可能性は高い。
そうなれば、告白して振られるだけではなく、愛しい人が他の人に取られるのを手伝うことになる。
そう考えて、悩んでいた。
しかし、自分の考えが正しければ、自分が告白するしないにかかわらずそうなる見込みが大きい。
急がなければ機会を失う。
失敗すれば、より早くみじめな思いをすることになる。
その葛藤に揺れている中で…心が弱っている中で、愛しい人に抱きしめられた。
この腕に、いつまでも抱かれていたい。
その思いは、私を突き動かす。
「もう、どうにでもなれ」
私は、自分の心の求めるままに石戸霞を犯すーーーー
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