過去ログ - 【咲-Saki-】小蒔「分家のくせに出しゃばらないでください」
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8: ◆jBL8Qe1.Ns[saga]
2014/11/22(土) 20:24:27.37 ID:NWDyLHQn0

霞「あら?小蒔ちゃん、どうしたの?」ゴシゴシ

小蒔「その涙の理由を聞きに来ました」

初美「これは、えっと…その…」

霞「希望してた進路があったんだけどね、やっぱり、霧島に生まれた以上諦めなきゃって、話してたのよ。そしたら、ね…私もまだまだ修行が足りないわ」

初美「言いにくいことを言っちゃうですかー…おばば様にでも聞かれたら折檻ものですよー」

霞「そうね…少し、興奮して自制が利かなくなってるわね」

小蒔「どう…してっ…」ポロポロ

霞「こ、小蒔ちゃん?」


小蒔「どうしてそんな嘘つくんですかっ!?なんで本当のことを言ってくれないんですかっ!?私は…友達じゃないんですかっ!?」


霞「…嘘なんかついてないわ…と、言いたいところだけど、どこまで知ってるの?」

初美「姫様が霞ちゃんの話を嘘だって言い切るんですから、大体知ってるんじゃないですかねー?」

小蒔「聞きました…私がお断りしたお見合いの話が霞ちゃんに行っていることも、霞ちゃんが断れないことも…」

霞「誤解があるみたいだから言っておくけど、断れないわけではないのよ?断りにくいだけ。その縁談がまとまったとしても、私の意志でそれを受け入れるの、小蒔ちゃんが気に病むことはないのよ?」

初美「…」

小蒔「…霞ちゃん、嘘、ついてます」

霞「…」

小蒔「分かりますよ、友達ですから、子供の頃からずっと一緒でしたから…私を庇って嘘をついてる時の顔です、声です」

霞「嘘は得意なつもりだったんだけどね…ずっと分かってたの?」

小蒔「…私に隠すことは、私に気付かれたくないことでしょうから、問い詰めても霞ちゃんを困らせるだけですから、聞かないようにしてきました」

初美「ま、霞ちゃんは嘘が下手ですからねー」


小蒔「でも、今回だけは、問い詰めます。霞ちゃん、泣いてますから。本当は嫌なのに私のために我慢してますから…そんなの、嫌です」




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