15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/12/02(火) 23:00:14.31 ID:McpOcBUQ0
【今日のおすすめ 豆乳鍋(小鍋立て)】
ザアァアアァァァ……
青年「寒い……今日は一段と冷たい風が吹いてるっすね」
カランカラーン
酒豪「う〜寒い寒い……さっそくだけど豆乳鍋一つ、後は枝豆と酒、後ご飯も欲しいな」
女「かしこまりました!」
青年「旦那、何で小鍋立てにしたんすか……手間増えますよ?」
男「まぁ今日限定のつもりだし。それに風情があるだろ?」
青年「まぁそうっすけど」
男「よし、上がったぞー」
酒豪「おお、良いね……すごく良い香りだ」
女「お待たせしました! お好みで柚子胡椒をどうぞ!」コトッ
酒豪「いただこうか」スッ
ゴクッ
酒豪「おお……」
酒豪(素晴らしいスープだ、鶏の白湯出汁とまろやかな豆乳がマッチし、何杯でも飲めそうな深い味わいに……)
酒豪(味が良く染みた白菜、じゅわっと出汁が広がる油揚げ、そして豆腐)
酒豪(この豆腐に柚子胡椒を少し乗せて、それをご飯の上に)
酒豪「……うん、うまい!」
酒豪(今度は何も付けないで、ご飯と豆腐を頬張って)
酒豪(――豆乳スープを流し込む!)ゴクゴクッ
酒豪「あ〜……!! たまらん!」
青年「うまそうに喰うなぁ……今日のまかない、俺も豆乳鍋で」
男「余ってたらな」
酒豪「酒が進むっ!」プハー
酒豪「心を温めてくれるような味だね! うまかった!」
男「どーも」
酒豪「……酒、うまかったなぁ」ボソ
男「て、てめぇ……わざとだろ!!」プルプル
酒豪「はっはっは、じゃ、失礼するよ。また来るね」カランカラーン
女「ありがとうございましたー!」
青年「あの人、うまそうに喰うんだけど」
男「見せられるこっちはたまらんよな」ゲンナリ
女「ほらほら店長、まだまだ営業中ですよー! 頑張っていきましょー!」
男「はーい……」ゲンナリ
青年「人の事言えないんじゃないんすか?」
男「何か言ったか?」
青年「別に何も?」
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