52:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 23:08:47.32 ID:gcX4biNu0
令嬢「……やはり、ビーフシチューをベースにしたソースを使っていますね」
師匠「具はスライスしたトマト、玉ねぎ、それに細切りにした、たっぷりのベーコンか」
チャラ男「うおおぉ……ベーコンから大量の肉汁が溢れて、ソースと溶け合ってるぜ……もはや目が旨さを感じる」ゴクッ
酒豪「皆、見ているだけかい? 先に頂くよ」パクッ
巨漢「ふむ」ガブッ
酒豪「……う〜ん!! うんまあぁぁぁーい!!」
男(シンプルだからこそ余計来るッ……!! ああ、俺も喰っていいかな)
旅人「……絶品」
酒豪「こんがりと焦げたとろけるチーズッ! カリカリのベーコン! 味に華を添えるトマトと玉ねぎ!」
酒豪「一口食べるごとに、口の中でチーズ、肉汁、ソースが絡み合うっ!! 口の中が重厚な旨みで満たされていくっ!!」
男「……あああぁぁ〜……ふぅうぅ……っ!!」プルプル
青年(迷惑極まりねぇ……)プルプル
令嬢「ドゥが非常に薄くてさっくりとしていますね」
師匠「満点じゃな。多すぎるボリュームを出来るだけ少なくしている」
チャラ男「うめええぇぇ!!」モグモグ
女(……その後、どうですか?)
サラリーマン「おかげさまで、新しい仕事を見つけてのんびりと暮らしています」ニコ
女「そうですか、それは良かったです!」パァァ
サラリーマン「先日はどうもありがとう……それにしても、うまいですね」モグッ
女「店長の料理は天下一品ですからねっ」ニコ
老人「男、たまには貴方も一緒に食べていいんじゃないですか?」
男「!!」
青年(おっ)
男「う〜……!!」
青年「……」
女「……」
男「――今日くらいは良いだろう! もう一枚焼くぞっ!」
青年「待ってました!!」シュバッ!!
女「わーい!」
男「青年、準備を……」
青年「もう終わったっす」ヴウゥゥン……
男「」
女(もう終わらせてオーブンに入れてる……)
青年「焼きあがったぜぇ!!」
男「なんつー早さ……」
青年「旦那、どうするんすか?」
女「店長ー?」
男「……三等分だな」スパッ
青年「では」スッ
女「いただきまーす♪」パンッ!
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