過去ログ - 【安価・コンマ】我らコンマ0が出ると死ぬ一族!
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479: ◆uRiyMcrzzA[saga]
2014/12/08(月) 21:28:17.00 ID:ICGgUULAO
その言葉に店主の顔が強張った。
長い顎髭を撫でるばかりで沈黙を続けている。

「そのだんまりは肯定ってことでいいよなぁ?」

「先月! 我が管理局の施設から1人異能を持つ者が脱走した!」

「近隣住民からは、その異能者が、ここの工場に逃げ込んだとの話」

「あくまで『任意』で事情を聞きたいのだが?」

銃をちらつかせる姿に『任意の事情聴取』の説得力は皆無。
いやらしく詰る局員を前に、誰も何も言い返すことはできない。

実際、店主は異能者を匿っているのは本当だ。しかも一人だけではない。

管理局の訪問についても初めてのことではない。
以前から、管理局の強制労働施設や研究(というのは建て前で人体実験)施設から逃げ出した異能者を匿う行為を密かに行っていた為、捜査対象にはなっていたのだが今までは運が良すぎた。

今回はそうもいかない。

「もう隠しきれないぜ、爺さん」

「俺たちが優しいうちに、な?」


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