過去ログ - 【選択安価】女「わ、私が淫魔の王になったですって!?」淫魔「ハイ!」【R−18】
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41: ◆4wwpk5druE[saga]
2014/11/24(月) 21:35:38.35 ID:6Gy/rgte0



ハル「ち、違うわよフユ!これはその!」

フユ「ごめんなさい……”ハルちゃん”」

ハル「フユ……?」


ハルちゃん。

その呼び方は、もう随分と昔から呼ばれていない。


フユ「目を……開けて……もうハルちゃんを……傷つけないから……私が守るから……」グスッ

ハル(……あぁ、そっか)


フユは今、昔の夢を見ているんだ。

幼い頃から、私とフユは仲が良かった。家が隣で、いつも一緒に遊んだり、互いの家に泊まって、

一緒にお風呂に入ったり、一緒に同じ布団で寝たりもした。

だがある日、フユとボール遊びをしていた時、フユがボールを木に引っ掛けてしまった。

魔法を使えれば上手く取れたのだろうが、当時の私達にはそんな事が出来るほど、魔法の扱いは上手くなった。

だから梯子を使って取ろうとした。でも木に上手く立て掛けられず、ぐらつく梯子をフユが押さえて、私が梯子を上った。

だけど私がボールを取ろうと片手を伸ばした時、フユの足元に虫が引っ付いた。虫嫌いのフユは驚いて、その場から動いた。

そして、足を躓かせた。倒れまいとフユは、梯子を掴んでしまった。梯子は耐え切れず、フユと一緒にそのまま倒れてしまった。

当然、梯子の一番上にいた私も放り出された。不運にも、地面には土に埋まった石の角が覗かせていた。

額を打った私はそこで意識を失った。次に目を覚ました時は、病院のベットの上だった。

私は額から酷く出血していたらしい。フユが大人を呼んだ時は、命が危うかったそうだ。

病院で治療を受けても、傷跡は残り、目を覚ますのに1週間はかかったそうだ。





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