過去ログ - あんじゅ「にこさんと素敵なディスティニー」にこ「にこにこ!?」
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11: ◆2KF.0JG/i6/M[saga]
2014/11/24(月) 01:59:02.55 ID:VVhk29Qh0
眼鏡を外し、涙を拭き取る頃にはにこの緊張も恥の所為で薄れた。

正確には開き直ったとも言うが。

「どうしてA−RISEのあんじゅさんがこんなレンタルショップに?」

「あら? 入り口にA−RISE禁止って書いてなかったけど? もしかして出入り禁止なのかしら」

「いえ、違いますけど。UTXに通えるくらいなら借りるまでもなく買うんじゃないかなって」

「それって偏見よ。だって面白いかどうかも分からない物を買うなんておかしいでしょ?」

「そうですよね」

「で、話を戻すんだけど、さっきのどう思った?」

「さっきのって?」

「キスよキス」

自分の唇を軽く尖らせて右手の人差し指を下唇に添える。

相手が同性であるというのにゾクリとする魅力に、にこの小さな体が震えた。

「あ、先に質問。お名前はなんて言うのかしら? 私は知ってるみたいだけど優木あんじゅ。あなたは?」


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