過去ログ - あんじゅ「にこさんと素敵なディスティニー」にこ「にこにこ!?」
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35: ◆2KF.0JG/i6/M[saga]
2014/11/25(火) 03:19:53.89 ID:DARLv/NL0
そして、気付いた。

諦めようとする一番の原因は練習時間によってあんじゅに会えなくなることを恐れているんだと。

出会って一ヶ月なのに、自分で思っていた以上に魅了されている事実に思わず笑った。

自分は優木あんじゅの初めての友達である。

そんな自分が今も努力しているあんじゅを言い訳に何もしないのは友達失格だ。

そして何より、目の前の自分を引き止めてくれた存在もまた、大切な友達であることを自覚させられた。

「カッコ悪いわね、私ってば。浮かれてたみたい。希のお陰で目が覚めたわ」

「にこっち!」

「私のやるべきことは何か。スクールアイドルとして頂点を目指し、アイドルになるという夢を叶えること」

それから、にこがあんじゅの友達であることに誇ってもらえるようにする為。

「まずは責任感があって、プロポーションがよくて、顔が良い生徒を勧誘して仲間にするわ」

「条件が大分厳しいけど、諦めないで頑張りなよ」

「……って、よく考えれば居るじゃない! 目の前にも、それから生徒会室にも!!」

にことあんじゅの出会い。

それは二人の運命だけでなく、その周りすら巻き込んで大きな絆を描いていく……。 つづく


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