過去ログ - "I just simply want to help you," he said.
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6: ◆2Vbu1jfJjcpd[saga]
2014/11/24(月) 15:05:02.82 ID:TFPbehTp0
上条の有する能力『幻想殺し』の及ぶ範囲は、手で触れている範囲だ。
よって、この右手をグローブで覆っている限りは、魔術に触れても打ち消さずにいられるのである。

戦闘に右手の力を用いないことを理想としている彼は、普段から『火傷』と称してこのグローブを常時着用しており、よっぽどのことがない限り戦闘中も外したりはしない。
『幻想殺し』という能力の特異さを知っているからこそ、力の露見を極端に嫌っているのだ。


上条「そんなことより、そろそろいい時間だな。ご飯は何が食べたい?」


縦3列の信号機が赤に変わる。車を停めながら上条は尋ねた。
ロンドンを巡回する赤い2階建てのバス(ボリスマスター)が目の前を通りすぎていった。


レッサー「んーと……あっ! せっかく二人っきりのでぇとな訳ですし、いっそ私を食べちゃいますか? もちろん性的な意味で捉えてもらって構いません」

上条「OKわかった。お前はスコットランドヤードで捨てて行く」

レッサー「何言ってるんですか盗難車運転しながら」

上条「悪党から奪った車は盗難車とは言わねんだよ……っと」

レッサー「おや、どうかしましたか? 何か忘れ物でも?」

上条「いや、そういえば今日の昼は………、」


―――神裂と約束があったような?




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