過去ログ - 【咲-saki-ss】加治木ゆみ「開けずの扉」
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/11/24(月) 21:23:31.61 ID:CCn7M9KF0
 私は、

ゆみ「待て、今の時間じゃ校舎に沢山の人が居る。扉は旧いから開けようとすれば、とても大きな音が響く。周りに煩瑣がられても仕方ないから、開けるのは陽が落ちて校舎に人が少なくなってからにしよう」

 と、蒲原を制した。

睦月「そうですよ。今日はブラスバンド部の部活動も休みですし、陽が暮れてからの方が良いですね」

 睦月も同調してくれた。

睦月「それに、ほら今だって一応部の活動時間ですし、部活をしないと……」

 睦月は卓の方を横目で見る。蒲原は、

蒲原「ワハハ。なるほどな、流石時期部長」

 と、言って卓へ座った。

 蒲原と私は、共に三年で本来なら部を引退している時期なのだ。しかし、睦月への部長の引き継ぎもあるし、妹尾もまだまだ初心者だ、我々が指導しないと。

 秋も中頃を迎え、段々と陽が暮れるのも早くなる。ふと、辺りを見渡せばもうこんなに暗くなっている、吹く風も涼しくなってきた。夏はもうとうに過ぎたのだな––––と、今更ながらに思い知らされる。

 夏か。

 あの夏は、いつもより早く過ぎ、いつもより濃密であったように思える。



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