過去ログ - 死霊術士「えっ!? オレが死霊術やってるのは死んだ娘を蘇らせるため?」
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2014/11/24(月) 21:50:22.02 ID:JpJGzmcJ0
神「〜それから七年の歳月が過ぎた〜」
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2014/11/24(月) 21:51:52.98 ID:JpJGzmcJ0
死霊術士「え? ああはいはい、今日も遅くなんのね。わかった、晩飯は? はいはい、それじゃ!」
娘「パパ・・・ママ、今日も遅くなるの?」
死霊術士「そうみたいだなあ。ママもいつのまにか騎士団長に出世したからなあ」
以下略
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2014/11/24(月) 21:52:45.14 ID:JpJGzmcJ0
死霊術士「・・・。はあ・・・まあ、そのとおりなんだけどな」
娘「パパ・・・」
死霊術士「おまえもパパみたいに、一日中家にいるようなおっさんになっちゃいけないぞ」
以下略
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2014/11/24(月) 21:53:46.75 ID:JpJGzmcJ0
妻「ただいま・・・あら、まだ起きてたの」
死霊術士「さっき二人とも寝かしたところだ」
妻「なんかあったって顔ね」
以下略
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2014/11/24(月) 21:54:22.61 ID:JpJGzmcJ0
死霊術士(あれからもう七年か・・・なんだかあっというまだったな・・・)
死霊術士(しばらくあの神も姿を見せないし・・・いったいどうしたんだか・・・)
死霊術士(・・・。娘を失った死霊術士、か・・・)
以下略
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2014/11/24(月) 21:55:21.30 ID:JpJGzmcJ0
死霊術士「ほれ、お弁当」
娘「パパ、ありがと! 行ってくるねっ、今日は校外学習なんだ」
死霊術士「ん、行ってらっしゃい。ほら、おまえも」
以下略
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2014/11/24(月) 21:56:50.95 ID:JpJGzmcJ0
教師「この遺跡は古代のお墓と言われています。実際にご遺体もありますから、失礼のないようにね」
娘「昔の人はこんな大きいお墓を立ててたんだね、お兄ちゃん」
息子「・・・そのお兄ちゃんっての、やめろよ。一年も歳は違わないのに」
以下略
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2014/11/24(月) 21:57:33.87 ID:JpJGzmcJ0
騎士「団長殿、急ぎのご報告があります」
妻「どうかした? 例の死霊術の件?」
騎士「はい・・・実は、これを・・・」
以下略
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2014/11/24(月) 21:58:27.96 ID:JpJGzmcJ0
死霊術士「はあ・・・昼はラーメンだな、あんまりやる気起きないし」
テレビ『こちらは現場です。緊急生中継でお送りさせていただいております』
死霊術士「ん? なんだ、地震か何かか」
以下略
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2014/11/24(月) 21:59:37.16 ID:JpJGzmcJ0
娘「ふえっ・・・お兄ちゃん、お兄ちゃん・・・」
息子「・・・大丈夫。どうやらあいつ、ボクらには気付いてないみたいだ」
娘「・・・でも・・・」
以下略
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2014/11/24(月) 22:00:26.22 ID:JpJGzmcJ0
男「くく・・・この遺跡に眠る巨人を目覚めさせれば、私の力は天下に轟くだろう」
遺骸「・・・」
男「これは神の啓示なのだ! 預言なのだっ! 私は神に導かれて私のなすべきことをなす!」
以下略
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