過去ログ - 死霊術士「えっ!? オレが死霊術やってるのは死んだ娘を蘇らせるため?」
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38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 21:55:21.30 ID:JpJGzmcJ0
死霊術士「ほれ、お弁当」

娘「パパ、ありがと! 行ってくるねっ、今日は校外学習なんだ」

死霊術士「ん、行ってらっしゃい。ほら、おまえも」
以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 21:56:50.95 ID:JpJGzmcJ0
教師「この遺跡は古代のお墓と言われています。実際にご遺体もありますから、失礼のないようにね」

娘「昔の人はこんな大きいお墓を立ててたんだね、お兄ちゃん」

息子「・・・そのお兄ちゃんっての、やめろよ。一年も歳は違わないのに」
以下略



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 21:57:33.87 ID:JpJGzmcJ0
騎士「団長殿、急ぎのご報告があります」

妻「どうかした? 例の死霊術の件?」

騎士「はい・・・実は、これを・・・」
以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 21:58:27.96 ID:JpJGzmcJ0
死霊術士「はあ・・・昼はラーメンだな、あんまりやる気起きないし」

テレビ『こちらは現場です。緊急生中継でお送りさせていただいております』

死霊術士「ん? なんだ、地震か何かか」
以下略



42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 21:59:37.16 ID:JpJGzmcJ0
娘「ふえっ・・・お兄ちゃん、お兄ちゃん・・・」

息子「・・・大丈夫。どうやらあいつ、ボクらには気付いてないみたいだ」

娘「・・・でも・・・」
以下略



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 22:00:26.22 ID:JpJGzmcJ0
男「くく・・・この遺跡に眠る巨人を目覚めさせれば、私の力は天下に轟くだろう」

遺骸「・・・」

男「これは神の啓示なのだ! 預言なのだっ! 私は神に導かれて私のなすべきことをなす!」
以下略



44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 22:01:12.08 ID:JpJGzmcJ0
娘「お・・・お兄ちゃん、何か・・・揺れてるよ!?」

息子「・・・!」

娘「わあっ! こ、怖い・・・怖いよぉ」
以下略



45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 22:01:59.56 ID:JpJGzmcJ0
妻「そこのあなた。状況の報告をお願い」

警官「あっ、これは騎士団長どの・・・どうにも中の様子がわからんことには」

騎士「先行した部隊も入り口で足止めを食っているようです」
以下略



46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 22:02:49.05 ID:JpJGzmcJ0
死霊術士「おいおい、ウソだろ・・・あんなのを蘇らせたら、罰金じゃすまないぞ」

警官「ちょっとあんた! 今は立ち入り禁止だ、あれを見てわからんか!?」

死霊術士「オレも関係者なんだよ! あの中にオレの子供がいるんだ!」
以下略



47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 22:03:18.66 ID:JpJGzmcJ0
娘「お、お兄ちゃん!」

息子「大丈夫・・・だ、大丈夫だよ、きっと・・・」

娘「うう・・・パパ、ママ・・・助けて・・・!」


48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 22:04:00.23 ID:JpJGzmcJ0
男「うわははは!! どうだ、見たか、私の力っ!」

巨人「ウゴゴゴォ・・・」

男「私の秘術を冒涜などと言って見下した罰を受けるがいい、愚民どもっ!!」
以下略



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