過去ログ - 死霊術士「えっ!? オレが死霊術やってるのは死んだ娘を蘇らせるため?」
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51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 22:07:01.41 ID:JpJGzmcJ0
遺骸「ウガウガッ!」「クカカッ!」「オオーッ!」

男「や、やめてくれっ、食わないでくれーっ! ・・・きゅう」

死霊術士「なんだ、甘がみされただけで気絶してやんの。まあミイラ何十体にひっつかれりゃそうなるか」
以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 22:08:04.57 ID:JpJGzmcJ0
妻「・・・今日はいろいろ、大変だったわね」

死霊術士「まあな。・・・で、オレの手首に手錠はかかるのか?」

妻「古代の遺体への無許可の死霊術は、いうまでもなく違法ね」
以下略



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 22:08:52.12 ID:JpJGzmcJ0
息子「・・・。すぅ・・・」

娘「・・・。んみゅ・・・」

死霊術士「やれやれ。寝顔はよく似てるよなあ、こいつら」
以下略



54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 22:09:36.07 ID:JpJGzmcJ0
死霊術士「・・・。はっ? こ、ここは・・・?」

神「久しぶりじゃの」

死霊術士「あんたは・・・」
以下略



55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 22:10:44.17 ID:JpJGzmcJ0
死霊術士「・・・。・・・・・・」

神「案ずることはない。彼女に罪はない・・・与えられるのは痛みも苦しみも無い死じゃ」

死霊術士「ま・・・待ってくれよ」
以下略



56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 22:11:46.03 ID:JpJGzmcJ0
神「しかし、ならば・・・おまえは何のためにあれほどの苦労をしてきたのじゃ」

死霊術士「苦労はしたよ。でも・・・それ以上にいろいろあったんだよ! いいことが!」

死霊術士「なんだかんだあいつはいい奥さんだったし・・・子供だって・・・」
以下略



57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 22:12:30.05 ID:JpJGzmcJ0
死霊術士「オレは平凡な父親になって・・・そのうち娘からもきたねーだの、くせーだのって言われて・・・」

死霊術士「でもそれだって、あの子が生きてなきゃできないことじゃねえかよ・・・!」

死霊術士「オレは死ぬまであの子の父親でいられるなら・・・他の誰にも覚えてもらわなくていい・・・」
以下略



58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 22:13:18.75 ID:JpJGzmcJ0
死霊術士「はっ! あ・・・あれ」

娘「・・・」

死霊術士「・・・!! お、おい・・・!」
以下略



59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 22:14:17.28 ID:JpJGzmcJ0
妻「・・・本気なの? 今から魔法使いの試験受けるって」

死霊術士「うん・・・今さらだけどな」

妻「あの子の言ってることを気にしてるなら・・・」
以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/24(月) 22:14:55.34 ID:JpJGzmcJ0
天使「・・・やれやれ・・・やっと一段落ですね」

天使「いくら全知全能の神様でも、一人の人間にかかずりあうほどヒマじゃないんですよねえ」

天使「そんなときのために、私たち天使がいるわけですけど・・・」
以下略



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