過去ログ - 利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/11/24(月) 22:50:59.31 ID:oq/XGf+no
利根「提督よーお主なかなか暇そうじゃのー?」

提督「どう考えてもそれはお前が暇なだけだろ」

利根「提督こそ、さっきから海を眺めているだけではないか。暇なら構ってくれぬか?」

提督「バカを言え。私は海を眺める事で忙しいんだ」

利根「それを暇と言うのではないか。良いから構えー」ギュー

提督「首に手を回すのは構わんが、背中に体重を掛けるな。そんなに暇ならば海の波を見てみろ」

利根「うむ? うむ」

提督「…………」ボー

利根「…………」ジー

提督「……どうだ?」

利根「つまらん」

提督「風流が分かっていない奴め」

利根「どこに風流があるというのだ、どこに」

提督「小じんまりとした島に仕立てられていた泊地で、ここへ追いやった本部からの連絡を待って海の波を眺める事に風流を感じないか」

利根「全くもって感じられぬぞ。それに、その本部からの最後の連絡はどれだけ前の話じゃと思うておるんじゃ」

提督「確か……二年前だったか?」

利根「二年と七ヶ月前じゃ。どう考えても厄介者をここへ流しただけじゃろ」

提督「そうか。忘れた。ほら、私は忘れっぽいだろう?」

利根「憶える気が無いの間違いであろうに」

提督「さすが長い間を共に過ごしてきただけある。良く分かっているな」

利根「まったく……」

提督「だけど、やっぱり海は良いと思わないか? どこまでも青くて、空との境界線がスッと横に伸びていて、そしてどこまでも広い。自分の物理的な小ささだけではなく考えも小さいって思えるだろ」

利根「うむ。確かに」

利根「……で、それのどこが忙しいんじゃ?」

提督「さて、そろそろ夕飯と明日の分の食材を取りに行こうか」

利根「あ、こら。話を勝手に切るでない。我輩も付いて行くぞ」

…………………………………………。

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/11/24(月) 23:02:13.31 ID:oq/XGf+no
提督「さて……食った事だし、運動してから寝るか」

利根「毎日飽きずによくやるのう」

提督「いつ何が起きるか分からんし、他にやる事も無い」
以下略



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