過去ログ - 利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/11/25(火) 00:30:38.40 ID:oSwNMeIZo
提督「よろしい。なら金剛、まず初めに私の目を見ろ」

金剛「? ハイ」ジー

提督「今からする質問に答えてくれ。──身体におかしいと思う部分はあるか?」

金剛「…………? 無いデス」

提督「よろしい。ならば次の質問だ。──疲れているか?」

金剛「特には」

提督「ふむ。最後の質問だ。身体はバッチリ動かせるか?」

金剛「ノープロブレムねー」

提督「なるほど。ではまず最初にするべき事を言い渡そう」

金剛「ハイ! 何でも言って下サーイ!」

提督「風呂に入ってこい」

金剛「……ホワッツ?」

提督「聴こえなかったか? 風呂にのんびり入ってこい」

金剛「……………………?」

利根「ふむ。我輩は準備しに行けば良いか?」

提督「ああ。今日は晴れているから多少は温まっていると思うが、快適でないのならば薪を使っても構わないから沸かしてやってくれるか」

利根「了解した! では、行ってくるからのー!」タタッ

金剛「……あの?」

提督「どうした」

金剛「どうして入浴なのデスか? むしろ、そんなのに回せる水があるのデスか?」

提督「水は一昨日の雨で大量に確保してある。それ以外にも塩を作る際に蒸発する水や他の方法でもしっかりと貯めてあるから気にするな」

金剛「デモ……何が起こるか分からないのに──」

提督「むしろ使ってくれ。流れていない水は腐ってしまう。そうなる前に使ってしまいたい」

金剛「なるほど。腐ってしまうのデスか」

提督「ああ。節度さえ守ってくれれば好きに使ってくれて構わない。あと、喉が渇いたと思ったら絶対に飲め。本来は喉が渇いたと感じる前に飲むべきだ」

金剛「……え、と…………」

提督「うん?」

金剛「……………………お礼、言っても良いデスか?」

提督「……なぜそんな事に許可が必要となるのかが分からないが、言いたいと思えば言えば良いのではないか?」

金剛「ソ、ソーリィ。変な事を聞いてしまいまシタ」

提督「謝る必要もないだろう。不思議な子だな、金剛は」

金剛「…………」ジー

提督(……ん?)ジッ

金剛「──これから、よろしくお願いしマス」ニコッ

提督「うむ。こちらこそ頼む」

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