過去ログ - 利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」
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804:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2015/05/24(日) 21:21:26.98 ID:OvaleJqJo
利根「ん……んん……?」

提督「起きたのか、利根?」

利根「お、おぉ……? 提督? それに飛龍と救護妖精……? ──ああ、なるほどのう。ここは本土か」

救護妖精「おー……本当に起きたねぇ」

飛龍「本当にって……」

救護妖精「いや、起きる可能性も勿論あったよ。ただ、一発で起きるのは予想外だったというかなんというか……」

利根「……頭がふらつく」

提督「救護妖精、頼む」スッ

利根「ぁ……」

提督「…………」ピタッ

救護妖精「……あー、うん。もう少しそのままにしてあげたらどうかな? そんな母親から離れそうになった小さい子供みたいな声を出されたら、気の済むまでそうさせた方が良いんじゃないかね」

救護妖精「だけど、気分が悪くなったらちゃんと横にさせるけどね」

利根「既に気分が少し悪いぞ……」

救護妖精「じゃあ横にさせよっか。提督、ほらどいたどいた」

提督「そうだな」スッ

利根「あ、ちょっ! う、嘘じゃ! 嘘じゃからもうちょっと──!」

提督「ダメだ」ポフッ

救護妖精「身体は大事にしな」

提督「代わりにこうしておくから、これで我慢しろ」ソッ

利根「ぬ……。額に手を置かれると、何やら看病されているような気持ちになるのう」

提督「嫌か?」

利根「心地良いからもっと頼む」

提督「お前らしいな」ナデナデ

利根「……思ったよりも良いのう、これ」

提督「そうか」ナデナデ

飛龍(……良いなぁ)ヂー

飛龍(…………胸がチクチクしますね。やだな……私、嫉妬してる……)チクチク

救護妖精「まあ、それもこれくらいにしておきな。利根、これから検査だよ。何日も寝たきりだったんだ。あと、筋肉や関節も固まって身体が痛いはずだから軽くストレッチさせるよ」

利根「むぅ……」

提督「また見舞いとして来る。──夜ならば良いか?」

救護妖精「明日にしな。今日一日は安静だよ」

提督「だそうだ。また明日だ、利根」

利根「むぅー……」

飛龍「まあ……早く元気になったら提督の傍に居放題ですよ、利根さん」

利根「! ならば早く元気になるぞ!」

提督「……単純な奴め」

飛龍「……………………」

飛龍(利根さんが起きたという事は、私の臨時秘書も終わりですね……)

飛龍(良くて三日──いえ、下手をすれば今日が最後になりかねませんから、思いっきり秘書として頑張りましょうか。……早く終わらせたら、その分だけ提督と自由に居られるのかな)
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