過去ログ - 利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」
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妖怪艦娘吊るし
◆I5l/cvh.9A
[saga]
2015/06/02(火) 07:53:22.36 ID:L+M5NtALo
金剛「……あのー、長門。確かにこの二人は深海棲艦デスが、スペシャルな事情があるデス」
長門「…………ッ。……なんだ、お前たち全員は深海棲艦と手を組んだと言うのか」ジッ
瑞鶴「いや、手を組んだというか成り行きでこうなったというか……。単純にこの二人とは中将さん達と一緒に暮らした仲なのよ」
長門「……意味が分からん。どうして深海棲艦と暮らそうと思ったんだ」
響「二人とは艦載機を全て失った状態で会ったんだ。傷付いてたのを見た提督が修理をして、そこから一緒に暮らし始めたね」
長門「何をやっているんだ、あの人間は……」
響「二人が居てくれたおかげで助かった事もあるよ。何も無い島だから食糧問題もあったんだけど、海に潜ってくれて魚とか貝とか海草とか一杯採ってきてくれたりもしたんだ」
ヲ級「提督の料理、すっごく、美味しい! だから、頑張って、採った」キラキラ
長門「…………なんだこの無邪気な笑顔は……本当に深海棲艦とは思えん……」
加賀「落ち着いてくれたかしら」
長門「……話は聞こう。そこから判断する」
空母棲姫(……どうしてここに居る艦娘達は、こうも簡単に敵を理解しようとするのかしら)
加賀「助かります。……ですが、気持ちは分からないでもないわ。私も初めは提督の気が振れたのかと思ったもの」スッ
北上「まあー……やっぱそう思うよねぇ」
夕立「時雨もそう思ったっぽい?」
時雨「……秘密にしておくね」
夕立「えー……」
飛龍「では、説明は空母棲姫さんにお任せしましょうか」
空母棲姫「待て。なぜ私なんだ」
瑞鶴「まあ……自分の事は本人が一番知ってるからでしょ?」
空母棲姫「いや……どう考えても私の口から出る情報は信用ならないだろう。この艦娘からすれば、私の言う言葉の何が嘘なのか分かる訳がない。あの島で暮らしていた三人の誰かが説明した方が信憑性もある」
加賀「なるほど。確かに一理あります」
長門「……意外と常識があるな」
瑞鶴「なんか長門さんが物凄い失礼な事言ってる……」
空母棲姫「構わん。私達は本来敵同士だ。このくらいが一番良い。……むしろ、お前たちがおかしいという事を忘れるな」
響「信頼というものは、その人の行動で得られるものだよ。私にとって空母棲姫さんとヲ級は信頼できる。あの島で一緒に生活をして思ったよ」
長門(……あの愚か者を信頼しなかった響が信頼する深海棲艦、か)ジッ
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