過去ログ - 利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」
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897:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2015/07/02(木) 00:15:16.91 ID:9NY2LLZ/o
間宮「金剛さん」

金剛「ハイ……」

間宮「これは秘密ですよ? ──提督は、金剛さんをここへ押し込んでしまったと思っていて、申し訳ないって本当に思っているんです」

金剛「……え? な、なぜデスか? テートクは何も悪くないデスよ?」

間宮「それと、金剛さんと二人きりで話したい事があるのかもしれません」

金剛「私と……?」

間宮「そこは私の憶測ですけれどね。でも、そうでなければここに一人で残すなんて事をしないと思うんです。何か考えがあるはずです」

金剛「何か考えが……。デスが、どうしてテートクではなく間宮がここへ来たのデスか?」

間宮「今、提督は本部から纏められた指示書の確認と対応に追われています。何でも、提督が帰ってきたという事で急遽資料や指示書なんかを作りあげて送られてきたそうですよ。もう凄い量でした」

金剛「……やっぱり、テートクという立場は忙しいのデスね」

間宮「本当ですよね。私だったら、やれと言われてもやりたくないです」

間宮「まあ、そういう事もあって、提督が金剛さんを暇させないようにと紅茶とお菓子作りの材料を持って行って欲しいと仰っていました」

金剛「……とても嬉しいのデスが、匂いでバレたりしまセンか?」

間宮「大丈夫ですよ。潮風でだいぶ薄れますし、もし匂いに気付いても食堂が近くにあるので私や伊良湖ちゃんが何かを作っているとしか思われません」

金剛「…………えっと」

間宮「?」

金剛「ありがとうございマス」ペコッ

間宮「いえいえ。私はこのくらいしか出来ませんから。──あ、それと、暇を作ったらここへ来るとも仰っていましたので、さっきの私がやったような小さなノックがありましたら提督だと思ってて下さいね」

金剛「……ハイ!」

間宮「良い笑顔です。──さて、私は空母棲姫さんとヲ級ちゃんに料理を教えてきますので、これで失礼させて頂きますね」スッ

金剛「色々とありがとうございまシタ」ペコッ

間宮「どういたしまして。──それでは、また後日に会いましょう」

ガチャ──パタン

金剛「…………テートクが私の為にこれを……」

金剛「……よし。お礼にテートクが食べられるお菓子を作りまショウ。確か、砂糖がお嫌いと言っていまシタから、ノンシュガーのお菓子が良いデスね」

金剛「材料は豊富にありマスから何でも作れます。……パイにビスケット、スコーンも良いデスね」

金剛「久し振りなのでしっかりと出来るかは分かりませんが、頑張るデス……!」グッ

……………………
…………
……


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