過去ログ - 女戦士「勇者ー、剣を置いてこっちに来てー」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/25(火) 16:25:23.64 ID:YeV/gkjo0
勇者「まぁ粗方レベル上げは終わったし一旦宿屋に戻ろうか」

魔法使い「そういえば!聞きたいことがある!」ピョンピョン

僧侶「……それは道中で話しましょう」

戦士「だねー、お腹すいちゃったしー」グー

勇者「聖水でもかけておくか」フリフリ

ザッザッザッ......

魔法使い「それでさ!その聖書って奴はどんな素材で出来てるの!?」

勇者「んー、それは俺にもよく分からん」

僧侶「……そうですね、聖書は天から授かった特殊な本ですからね」

戦士「そんなにすごいのー?私にはふつーの本に見えたけどー」

勇者「凄いなんてもんじゃないぞ、耐火防水風化耐性切断体制……、まぁもっと特殊効果あるけど、要するに絶対に壊れない本だ」

魔法使い「だったらそれを盾にしちゃえばいいんじゃない!?」

僧侶「……『女神に敬愛を示さないものには加護を与えず』という項目に当たります」

戦士「それってさー、全部覚えてるのー?」

僧侶「……私達は女神の信託を承って旅をさせて頂いているのですから当たり前です」

勇者「…いや、流石にあの量全ては俺でも覚えられないぞ……」

魔法使い「ちなみにどのくらい項目があるの!?」

勇者「ざっと億は超えるんじゃないかな?」

戦士「ふえー、それは流石に無理だよー」

僧侶「……勇者さん、もしかしてそれは宗教法も加えていませんか?」

勇者「あー、そうだっけかなー。
何せあんな分厚い本読まされたのは久し振りだからな。
とりあえず女神システムのとこだけ読んでたよ」

魔法使い「宗教法も極秘事項なの!?」

僧侶「……いえ、極秘事項は女神システムに関することだけです。
……それ以外は写本されて教会の図書室に置いてあります」

戦士「なんで女神システムは極秘事項なのー?」

勇者「弱点みたいな項目がたくさんあるからな」

魔法使い「さっきの『魔物との戦いのみ生き返ることを許可する』っていう項目とかね!」

僧侶「……そうですね、人間との戦闘だと生き返らせてくれないので勇者さんは死んでしまいます」


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