113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/30(日) 00:35:50.90 ID:FOJIl/Lf0
「あー………それが事実だとしてハルヒが居なくなったのはお前の仕業か」
「光陽園学院にいる」
「なんでまた……」
「あなたが彼女に部室からいなくなって欲しいと望んだから」
俺としては長門の気持ちを忖度したつもりだったのだが長門にとっては俺の希望だったらしい。
「栞のプログラムって言うのはなんだ?」
「緊急脱出プログラム」
「要するに元に戻るってことか?」
何が元なのか知らないが朝倉が言った言葉そのまま言ってみた。
「そう」
長門が短く答えた。
「それを起動するとお前が処分されるというのは?」
「………」
長門は答えない。それが答えなのだろう。
「ハルヒは今幸せなのか?」
俺は矢継ぎ早に質問する。
「わたしはそう望んでいる」
長門はそう答えた。
荒唐無稽で信じられない話を聞いた俺は何故かそれを否定できずに長門のマンションを後にした。
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