過去ログ - 響「十二月党員」 -SS速報VIP

過去ログ - 響「十二月党員」

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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/26(水) 22:17:27.05 ID:TF2STRa2O
初SSであります
艦娘の本体が艤装で、体そのものは戦闘訓練を受けた普通の人間設定で行きます

SSWiki : ss.vip2ch.com

2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/26(水) 22:21:06.32 ID:vpYpcsTQo
ほう

3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/26(水) 22:27:10.86 ID:+H+NcbcR0
おいやめろデカブリストはもう悪い予感しかしない

4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/26(水) 22:40:47.90 ID:TF2STRa2O
君たちはいつもそうだ
嬉しい時も悲しい時もずっと笑顔だ
まるで私の身代わりになるかのように散った妹もそうだった
皆が血みどろの戦場で倒れて行くなかで私はだんだんと笑うことを忘れて行った
最後の特攻にも参加出来ずに無様に機銃を撃ち続けた私に最早喜怒哀楽の感情など持てる筈も無かった

以下略

5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/26(水) 22:41:53.97 ID:TF2STRa2O
すいません今日はここまでです
続きは明日の朝以降でお願いします

6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/26(水) 22:52:32.63 ID:Pxmo3DiDO
期待
せめて地の文には句読点使ったほうがいいんでない？

7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/26(水) 22:57:43.31 ID:TF2STRa2O
そうですかね？そうします。

あと艦娘には適合者がなると言う設定を追加でお願いします。

8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/26(水) 23:41:34.38 ID:TF2STRa2O
あ

9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/26(水) 23:42:23.53 ID:8SJtifuoO
あ

10: ◆9hLPeqMS52[saga sage]
2014/11/27(木) 00:33:48.39 ID:0l1lM0EpO
真冬のロシアと言うものはある意味世界最強の盾であるかも知れない。
過去にはヨーロッパ最強と謳われたナポレオン・ボナパルトの陸軍を退け、先の大戦に於いてもドイツ国防軍自慢の戦車軍団を、ついには全滅に追い込んだ。
時に冬将軍とも称されるその寒さは容赦無く私の乗るシベリアの大鉄道の粗末な客車のコンバートメントに吹き込み、夜食のパンと、熱々だった紅茶を凍らせていた。
紅茶にジャムを添える寒地ならではの飲み方に、あの帰国子女のベテラン高速戦艦はとてもじゃ無いが理解出来ないと言っていたが、飲んでみれば美味しいものだ。
軽い食事を済ませ、擦り切れた毛布に包まって睡眠を取ろうとしたその時、

以下略

11: ◆9hLPeqMS52[saga sage]
2014/11/27(木) 00:35:25.44 ID:0l1lM0EpO

男の罵声が飛んできた。
隙間だらけのコンバートメントの壁は深夜の酔っ払いの声すら簡単に通してしまう。最初のうちははかなり驚いたが、三日もすれば慣れた。しかし今度ばかりは少し事情が違うようだ。
違反乗車の男が私の客車に乗り込んで来たのだ。しかも手には拳銃を握りしめていて、目は血走っている。
先程客車の中で辞令を読み上げた案内人の軍人は酒が効いているのかまだ眠っている。

以下略

12:俺提督 ◆9hLPeqMS52[sage saga]
2014/11/27(木) 01:04:10.83 ID:0l1lM0EpO
酔っ払いの男の持ち物と服を素早く剥ぎ取り、毛布に包んで車外に捨てた。
私にとっては幸いなことに、戦争で散々惨たらしい死体は見て来たし、弾薬を鹵獲することもあったので、何の罪悪感も感じずに冷静に行動することが出来た。
男の汚い鞄の中には酒と少しの武器しか入って無かったが、せっかくの出張なのに酒の手当ても出ないのかとぼやいていた、隣で呑気にいびきをかいて寝ている連れにやれば喜ぶと思った。

13:俺提督 ◆9hLPeqMS52[sage saga]
2014/11/27(木) 01:22:44.62 ID:0l1lM0EpO
それからもう二晩列車に揺られ、シベリアの寂れた駅に着いた。
出迎えが来ると聞いて、暫く待っていると、みすぼらしい駅前の景色には不釣り合いな黒塗りの高級感漂う車がするするとロータリーに入って来た。
扉が開き、中から出て来たのは胸に勲章を幾つも付けた、いかにも、と言った雰囲気の軍人だった。
そして彼は口を開き、

以下略

14:俺提督 ◆9hLPeqMS52[sage saga]
2014/11/27(木) 01:38:21.25 ID:0l1lM0EpO
そこは雪と氷に全てが閉ざされていた。
詳しくは教えてくれなかったが、連れ曰くこの巨大な要塞のような建物は、赤軍の極秘の研究施設らしい。

「さあ、ここで降りるんだ。」

以下略

15:俺提督 ◆9hLPeqMS52[sage saga]
2014/11/27(木) 01:41:10.99 ID:0l1lM0EpO
プロローグはここまでです。本編は明日から。

16:俺提督 ◆9hLPeqMS52[saga]
2014/11/27(木) 03:50:12.66 ID:0l1lM0EpO
投下しまーす

17:俺提督 ◆9hLPeqMS52[saga]
2014/11/27(木) 03:52:07.37 ID:0l1lM0EpO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

以下略

18:俺提督 ◆9hLPeqMS52[saga]
2014/11/27(木) 03:54:03.44 ID:0l1lM0EpO
ある日、私はいきなり小銃を構えた兵士に、牢から出るように言われた。
外科手術を行う様な部屋に通され、服を脱ぐ様に命令されたが、
抵抗する気は全く起きなかった。
私は兵器だ。
その意識が既に体の奥まで染み付いていた。

以下略

19:俺提督 ◆9hLPeqMS52[saga]
2014/11/27(木) 04:02:37.47 ID:0l1lM0EpO
不意に目が覚めた。

以下略

20:俺提督 ◆9hLPeqMS52[saga]
2014/11/27(木) 04:03:21.24 ID:0l1lM0EpO
？？？「最早君は用済みだな………いや、まだ使い道があったかーーーーーーーフヒヒッ」

以下略

21:俺提督 ◆9hLPeqMS52[saga]
2014/11/27(木) 04:11:11.49 ID:0l1lM0EpO
冷たい地面だった。
私の中にある穢らわしいものを全て外に出してしまいたくなって、痣だらけの体を掻きむしった。
無心て体を掻いていると、また血が体から流れた。

以下略

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