過去ログ - 凛「かよちんのおしっこを飲むにゃ」
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50: ◆pjcAosyDG/fJ[saga]
2014/12/08(月) 01:32:21.01 ID:WnRqp1IR0


穂乃果は邪悪な気配を感じ取った!


穂乃果(希ちゃん……うまいこと言って花陽ちゃんを丸めようとしてるけど、こんなの変だよ!)

穂乃果(正当な対価!?それってことりちゃんが海未ちゃんに要求した奇行と同じじゃん!)

穂乃果(この図式で行ったら、みんな私たちの商品を要求っ……!)

穂乃果(でも、私たちの生産力は限られてるっ……!すなわち、需要が供給を上回り……)

穂乃果(インフレっ……!圧倒的インフレっ……!)

穂乃果(さながらオークション会場っ……爆発的に増加する商品価値っ……!)

穂乃果(やがて「正当な対価」は単なる「命令」へと変貌を遂げるっ……!)

穂乃果(其処に発生するのは単なる主従関係……!ペットと主人の関係っ……!)

穂乃果(だが彼女たちは人間っ……やがてその中毒が理性を侵犯し……)

穂乃果(決壊っ……!欲望の爆発っ……!一揆っ……!)

穂乃果(とどのつまり、私たちの破滅っ………!)

穂乃果(カルテルだのなんだの、耳触りはいいけど、結局は単なる横暴っ……)

穂乃果(くぅぅ〜〜〜〜っ……何故っ……!?何故こんな馬鹿げた計画をっ……!?)




希「……穂乃果ちゃん」

穂乃果「……」

希「その方が……面白いやんっ!?」




穂乃果は全てを受け入れた。

そうだ。これはゲームなのだ。

私たちの部活で生まれた「小さな社会」

なるほど、何が起ころうと、さほど大きな被害もあるまい。

雨が降れば、地は固まるであろう。

これは私たちの友情が試される、試練なのだ。

穂乃果はそう納得すると、黙ってトイレに籠り『生産』を始めた……


 


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