過去ログ - 城ヶ崎美嘉「アタシが二十歳になったら」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/28(金) 23:51:53.62 ID:8uKLEhKVo

「あっ、だ、大丈夫だった? ごめん、美嘉ちゃん」

 力加減を間違えたことに気付いたのだろう、早苗さんが謝ってくる。

「それは別にいいけど、それより……」

 再度、アタシが年齢の間違いを訂正しようとするよりも早く。

「あのね、美嘉ちゃん。キミくらいの歳の子が、お酒に興味持つのは分からなくはないけど……」

 そう言って、早苗さんがアタシに語り掛ける。

 頬にこそアルコールの赤みが残りつつも、真面目な表情で。

 未成年にとっていかにお酒が良くないか、法律を守ることの重要性。

 そうした内容のことを、大人が子供を諭すような口調で。

 それは、紛れもなく正論だった。

 ――相手が本当に未成年であるならば。


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