15:ましろ
2014/12/02(火) 22:38:53.12 ID:V4aPNl8g0
白峯会事務所
峯「今日は何かと神経を使った日だな……」
峯「(俺がこれから起こることを知っているの周りに知られるのはマズイ)」
峯「(まぁ、本当のことを言っても証拠が薄いことが多い。まず信じられないだろうが……)」
峯「(シャワーでも浴びるか)」
峯「(これからのことを考えよう)」シャー
峯「(浜崎のことはあと数日は大丈夫だろう。問題は神田の兄貴と桐生さん……)」シャー
峯「(そしてCIAとブラックマンデーの存在だ)」シャー
峯「(今のブラックマンデーはまだ脅威にはならないだろう)」シャー
峯「(だが後の事を考えて近々接触しておくか……)」シャー
峯「(………………………)」シャー
峯「……うぉ!?」クラッ
峯「っち、俺がのぼせでもしたか。前よりも考えることが多すぎる」
峯「(まずは神田の兄貴の事を最優先事項にしよう……)」
峯「……」←腰にタオルのみ
峯「(柏木さんの死は回避できるだろうか、やってみる価値はある)」プルルルル
峯「峯です」
柏木「あぁ、峯か。丁度いい、俺からも連絡しようと思っていたところだ」
柏木「今日のお前には何か違和感を感じてな。何か企んでるんじゃないかと思っていたところだ」
峯「さすがですね柏木さん。実は今、とある悪巧みを仕掛けようとしていましてね」
柏木「ほぅ、その悪巧みとは?」
峯「実は数か月前から風間組のシマで色々と探りを入れさせてもらってます」
峯「隙を窺ってはみましたが、さすがは風間組の柏木さんだ。ねずみ一匹入る隙間も無い」
峯「隙間が無いなら開けてやろう、とウチの構成員がバカやらかそうとしていましてね」
柏木「……」
峯「場所は丁度、ミレニアムタワー側のバーでしたね。四代目が行きつけのバーでした」
柏木「……」
峯「ウチの下は頭がキレる奴が多いですが、バカもいます。数日後、やらかす予定でいるでしょう」
峯「……」
柏木「……」
峯「……柏木さん?」
柏木「……あぁ、今日の峯は何かと機嫌がいいようだな」
峯「いえ、大吾さんが撃たれた今、機嫌なんていいはずありませんよ」
柏木「……あぁ。とにかく忠告は受け取った。俺は他の幹部達にも連絡せねばならん」
峯「えぇ、お忙しい所ありがとうございました」
柏木「……そうだな、忙しいところだ。それじゃぁな」ブツッ
峯「(少し強引過ぎたか、しかしこれぐらいやらねば柏木さんは……)」
???「失礼します、片瀬です」コンコン
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