66:ましろ
2015/01/03(土) 15:00:20.82 ID:4kYfFnrz0
東城会本部
峯「お待たせしました」
神田「おぅ峯! 遅かったやないか!」
桐生「峯…無事だったか」
峯「えぇ、アサガオももちろん無事でした」
桐生「俺が言ったのは、峯のことだ」
峯「そうでしたね…沖縄であったことは全て話したつもりです。横浜でのことも、全て聞きました」
桐生「あぁ。まさかあのラウカーロンが影武者だったとはな」
神田「男なら正々堂々しろっちゅうんじゃ!」
浜崎「まぁ奴も日本の極道を甘く見ていない。なめてかかったらこっちがやられるでしょう」
桐生「ラウカーロンの動きは今はまだ静かだが…」
峯「えぇ、いずれ動くでしょう」
神田「そんで峯ぇ! 俺らはこれからなにをすればええんや?」
峯「…………」
神田「極道がやられっぱなしでエエと思ってるんか! こっちからドンパチやらなアカンやろが!」
峯「わかっています、ですが…」
桐生「……とても危険、なんだろう?」
峯「……はい」
桐生「確かにラウカーロンが相手となると厄介だ。あいつは容赦がない」
桐生「どんな卑怯な手も使ってくる。裏切りなど上等の手段だ」
浜崎「っふ、すまねぇな四代目。手間ぁかけさせちまって」
桐生「嫌味で言ったんじゃない。とにかく俺らの相手は風間の弟、ラウカーロン…」
峯「そして、ブラックマンデーのリチャードソン」
神田「なんやそのしけた名前!」
峯「名前はともかく。リチャードソンらも風間と同じく手ごわい」
浜崎「なるほど。しかし蛇華は四代目が大暴れしてくれたおかげで既に壊滅状態。兵隊はもういないぜ?」
神田「おぅ浜崎、俺の名前がでてこなかったんは俺の耳のせいか?」
浜崎「しけた顔してんなぁ神田」
神田「なんやとコラァ! 助け出した恩を忘れたんか!」
峯「神田の兄貴、落ち着いてください」
桐生「…そういえば、アサガオにいたのは親っさんの、弟だったんだな?」
峯「えぇ、確かに。しかし、玉城組の件の後にはいなくなっていました」
桐生「…奴らの目的は、何なんだ?」
峯「可能性があるのは東城会の壊滅でしょうね」
桐生「そうすると、大吾の命……」
峯「(東都大学病院か…)」
峯「奴らは既に大吾さんの居場所を突き止めていると考えてもいいでしょう」
桐生「あぁ…真島の兄さんに連絡をとった方がいいかもしれない」
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