2: ◆eBX.lrCXD2
2014/11/29(土) 06:56:18.65 ID:QjnQwKd70
春 清澄高校 一年生教室
久「さーて、これから私の高校生活が始まるのね」
久「ここには麻雀部が無いみたいだし、新しく麻雀部を作りましょう。手当たり次第に声をかけて部員になりそうな人を集めてと」
久「とりあえず隣の席になった子に声をかけようかしら」
久「ねえあなた」
一太「はい?」
久「えーっと、内木くん?だったかしら」
一太「はい。あなたは竹井さんでしたっけ?」
久「そうよ。あと同級生なんだから敬語じゃなくていいわよ」
一太「すいません。これは癖みたいなものです」
久「そう。ところであなた、麻雀に興味はある?それか麻雀に興味がある人に心当たりはあるかしら?」
一太「麻雀……」
一太(確か揺杏が昔やってたって言ってたっけ)
一太「僕は麻雀の事は知りませんけど、友達に麻雀を打てる人なら……」
久「ほ、ほんと!?お願い、私に紹介して!」
一太「でも、その子は北海道にいるから……」
久「なんだ……」
久(そういえば始めの自己紹介で、北海道からやってきたって言ってたわね……)
久(まだ友達もいないみたいだし、聞く相手を間違えたわ……)
一太「期待に添えずすいません」
久「いいのよ……。ごめんね、変なこと聞いて」
一太「麻雀の相手を探してるんですか?」
久「相手というよりメンバーね。私、麻雀部を作りたいのよ」
一太「部活で麻雀がしたいなら、他に麻雀部のある高校にいけばよかったんじゃないですか?」
久「うーん、そうなんだけど……家庭の事情で、清澄に通うことになったのよ」
一太「あ……すいませんでした」
久「いいわよ別に。もしこの学校で麻雀ができる人を見つけたら教えてくれるかしら?」
一太「はい。わかりました」
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