26: ◆eBX.lrCXD2
2014/11/30(日) 01:51:26.38 ID:IlJYCODC0
翌々日
一太「さて、会場に着いたけど……僕は誰を応援すればいいんだろう」
一太「久さんには勝って欲しい……けれど、もちろん揺杏にも勝って欲しい」
一太「……どうしよう」
一太「とりあえず二回戦はどっちも別のブロックだ。両方応援しよう」
一太「観客席はこのあたり……?」
咲「ここどこ……?」
一太「あれ……宮永さん?」
咲「え……学生議会副会長さん?どうしてここに?」
一太「会長を応援したくて東京に来たんです。それよりどうして控え室にいないんですか?」
咲「トイレに行こうとしたら道に迷っちゃって……」
一太「はあ……。とりああず見取り図は入り口でもらいました。選手控え室はこっちですよ」
咲「あ……でもそれより、会場に行ってあげてください!」
一太「え……?」
咲「部長の調子がおかしいんです!でも、副会長が来てくれれば、きっと元に戻りますから!」
一太「久さんが……?でも流石に対局中に部外者が入るのは……」
咲「今は休憩時間だし、清澄の制服を着てるから誤魔化せると思います。行ってください!」
一太「久さんが……でも宮永さんを放っておくわけにも」
咲「私なら大丈夫です。きっと見つけてくれる人がいますから」
咲「だから、副会長さんは、部長のことをお願いします」
一太「……わかりました」ダッ
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