過去ログ - 恭子「咲、一緒に飲もか」 -SS速報VIP

過去ログ - 恭子「咲、一緒に飲もか」

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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/29(土) 14:21:43.86 ID:TzTghH+u0
恭咲。短いです

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2014/11/29(土) 14:25:05.11 ID:TzTghH+u0
ワイングラスに注いだ酒を恭子は寄こしてきた。

咲が受け取るのを戸惑っていると、

恭子は部屋に置かれた円卓にそれを置き、もう一つのグラスに口をつけた。

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2014/11/29(土) 14:26:21.88 ID:TzTghH+u0
恭子「ほら、咲も飲めや」

咲「でも…」

恭子「ははーん、さては咲は酒が飲めへんのか？」

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2014/11/29(土) 14:27:30.63 ID:TzTghH+u0
が…

咲はさらにグラスに酒を注いで、またも一気に飲み干した。

恭子「…おい、咲」

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2014/11/29(土) 14:29:18.14 ID:TzTghH+u0
そして恭子の手を振り払って静かにグラスに白ワインを注ぐと、

今度はゆっくりそれを口にした。

咲「これ、結構甘いですね？」

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2014/11/29(土) 14:30:13.92 ID:TzTghH+u0
最初のボトル１本は、そうして簡単に空けてしまった。

今度は赤ワインを開ける。

それなりに強いアルコールなのに咲の飲むペースは落ちず、

7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/29(土) 14:30:45.42 ID:j8aKIW3YO
確かに咲さんはお酒強そう

8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/29(土) 14:31:35.47 ID:TzTghH+u0
咲『恭子さん…///』

恭子『どうしたんや、咲』

咲『私、恭子さんが欲しい///』

9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/29(土) 14:33:00.24 ID:TzTghH+u0
急に現実に戻った恭子は、

実物の咲の声と視線の冷たさにピタと制止し余所を向いて不貞腐れた。

何なんですか、と呟いた咲はまたグラスを空けてしまう。

10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/29(土) 14:34:04.30 ID:TzTghH+u0
足に力を入れて再度立ち上がろうとしたが。

恭子「…あ？」

恭子は天井を見ていた。

11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/29(土) 14:35:00.46 ID:TzTghH+u0
やがて荷物を受け取った咲が戻ってきた。

咲の足取りはしっかりしている。

自分はどうして横になっているのか、どうして動けないのか。

12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/29(土) 14:36:03.60 ID:TzTghH+u0
しばらく前から飲み続けている咲。

ペースこそ落ちたが恭子よりも多い量を飲んでいるはずなのに、

意識も言動もはっきりしている。

13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/29(土) 14:37:10.12 ID:TzTghH+u0
咲「まだまだですね、恭子さん」

その瞬間、めらっと何かが燃え上がった恭子は咲の腕を引いた。

しゃがんでいた咲は恭子に腕を引っ張られ、ペタンとその場に正座で座ってしまった。

14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/29(土) 14:38:09.74 ID:TzTghH+u0
ばしゃっ・・・

コップが傾いた拍子にウーロン茶がこぼれ、恭子の顔面を濡らした。

恭子「…ん……？」

15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/29(土) 14:39:10.68 ID:TzTghH+u0
すると突然服を脱ぎはじめ、上半身裸になる恭子。

咲「へ…？」

そして何をするのかと思えば。

16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/29(土) 14:40:29.42 ID:TzTghH+u0
恭子は円卓の上に乗っているまだ中身の残っている瓶を手に取り、

ぶどう酒を咲の上から容赦なく掛けた。

咲「ひゃ…っ！」

17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/29(土) 14:41:44.34 ID:TzTghH+u0
咲「やっ…、この酔っ払い…っ」

恭子「ああ、今夜は咲の肌に酔わせてもらうわ…」

咲「…っ///」

18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/29(土) 14:43:25.16 ID:TzTghH+u0

・・・・・・

咲「…ん。…いた…」

19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/29(土) 14:44:32.09 ID:TzTghH+u0
気づけば肌の何処彼処がべとつく。

恭子を怒りたかったが、少しでも大きな声を出そうとすると頭に響くので

咲は諦めて大人しくしていた。

20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/29(土) 14:45:53.33 ID:TzTghH+u0
咲「何ですか…？」

恭子「咲は、泣き上戸やな」

咲「な…」

21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/29(土) 14:46:55.97 ID:TzTghH+u0
咲「泣き上戸って…、何ですか、私よりお酒弱いくせにっ…///」

照れを誤魔化すような妙な八つ当たりで、

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