過去ログ - P「理想のプロデューサー」 雪歩「1ですぅ!」
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7:雨雪 東吾 ◆66FsS2TZ4lNJ[saga sage]
2014/11/29(土) 23:58:32.43 ID:3Tx7Rip10

〜〜

階段を一階まで下り、裏にあるボーカルレッスン場へと向かう。

古びた様子だが、防音設備はしっかりしているのか、中から声は聞こえない。

伊織「ちょっと亜美! いいかげんにしなさい!」

ドアを開けると同時に耳をつんざくような怒声が響く。

どうやら水瀬が双海を叱っているようだ。それを三浦や我那覇が宥めている。

律子「ちょっと、どうしたのよ」

あずさ「あ、律子さん。亜美ちゃんが・・・」

秋月の姿を見つけると、水瀬は双海から手を離し、ふくれっ面をする。

響「亜美がふざけてまともに練習しないんさー。それで伊織が怒っちゃって」

律子「・・・亜美」

冷たい秋月の声にたじろぐ双海だが、負けじと

亜美「だっておんなじ練習ばっかじゃつまんないYO→」

と反論する。いや、反論というかただの不平だが。

P「どんな練習してたんだ?」

亜美「あ、兄ちゃん!」

水瀬も一度ハッとしたが、今更態度を変えるわけにもいかないのか、そのままふて腐れている

あずさ「一応律子さんがくるまでは発声練習を」

そう言って三浦は紙を差し出した

P「あめんぼ赤いなあいうえお。うわ、懐かしい。何か小学校でやった気がする」

亜美「もう何十回もやってるんだよ? もう亜美飽きちゃった」

伊織「だから! 飽きるとか飽きないとか関係なしにやらなきゃいけないことでしょ!」

まだ怒り心頭の水瀬さん。猫かぶってたのはこいつか。

律子「もうまたそんなこと言って」

亜美「でも・・・」

P「まあ確かに何回もやるのはつまんないよな」

水瀬と秋月のぎょっとした顔、双海の嬉しそうな顔が一斉に振り向く。

P「今日だけじゃないんだろ?」

亜美「うんうん! もう何週間もやってる!」

伊織「ちょっと何よプロデューサー。あんたも亜美側につくっていうの?」

鋭い眼光が光る。猫をかぶっていた意味とはなんだったのか。


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