過去ログ - P「理想のプロデューサー」 雪歩「1ですぅ!」
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9:雨雪 東吾 ◆66FsS2TZ4lNJ[saga sage]
2014/11/30(日) 00:00:27.03 ID:V8Jd/IHE0
P「それで、話は変わるがあの二人は何なんだ?」

視界を横にずらすとウォークマンを聞く如月と、備え付きのソファで寝る星井の存在。この騒ぎにも動じず、それぞれ思い思いのことをしている。

響「まああの二人は・・・」

秋月のこめかみがピクリと動く。

律子「あの子はほんとに・・・」

そのままカツカツと歩いていき、

律子「あんた何寝てんのよ!」

と一喝。しおれていたアホ毛がピンと立ち、星井の体が跳ね起きる。

美希「わっ! びっくりしたの。あ、おはようなの。律子」

律子「さんをつけなさいって言ってるでしょうが!」

美希「痛いの!」

秋月による鉄槌に星井も頭を抑える。

星井は秋月が何とかしてくれるだろう。如月を何とかしなくちゃな。

如月の前に立つと彼女は顔をあげ、ヘッドフォンをとる。

千早「・・・何でしょうか?」

P「何聞いてるんだ?」

千早「・・・え?」

少々面食らったような表情。何かおかしいことを聞いただろうか?

P「・・・どうした?」

千早「いえ。ALI PROJECTの月蝕グランギニョルという曲を」

P「・・・!?」

どういう経緯で知ったのか・・・。まさか深夜アニメから・・・?

千早「知っているんですか?」

P「あ、ああ。まあな。どこで知ったんだ?」

千早「前、何かの店に入った時に流れていた曲がこの歌手の曲だったので、店員に聞いてからです」

なるほど。

P「意外だな。けっこう好み割れるとこなんだが」

千早「何て言うんでしょうか。こう・・・独特な世界観? というのを表現しているなと思いまして。私も歌で色々な世界を現したいので、あまり聞いたことのない曲調のものを結構聞くようにしてるんです」

P「は〜。色々考えてるんだな。まあアリプロはアイドルとはかけ離れてるけどな・・・」

千早「・・・それでも。私の最終目標は世界に名を轟かす歌手ですから」

・・・聞いていた通り、歌に関しては真剣に取り組んでいる様子。やはり歌が好きなのか、無表情だった顔も心なしかほころんでいる。

P「それで、あの騒ぎに入らなかったのは何でだ?」

千早「・・・それが聞きたいなら最初からいってくれればいいですのに」

みるみるうちに表情が曇っていく。最初に面食らってたのはこういうわけか。

千早「まああの面子なら何とかしてくれるかなと思いまして。歌も解析したかったですし、律子がくることもしってましたから。さすがに発声練習は中断しましたけど」

P「ん〜。でもみんなと関わった方が楽しいアイドル活動がおくれるんじゃないか?」

千早「仲いい人くらいいます」

ムッとした声をあげる。




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