過去ログ - 【咲安価】京太郎「これがZOIDS…」憩「復活おめでとうございますぅー！」　13機目
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48:1 ◆g6V0jYwopc[saga]
2014/11/30(日) 01:46:03.22 ID:+vbzq/KFo
中破したブレードライガーが、全身から煙をあげながら駆け抜けてくる。


照「なっ！？アーサー少佐！？」


デススティンガーが放つ攻撃をボロボロのブレードライガーが辛うじて回避する。
だがその1発がコクピット付近へと直撃し、アーサーの姿がむき出しになる。



宥「ダメです！そんな動きをすればライガーも貴方も…！」

穏乃「あの動き…まさか…！」


アーサーのブレードライガーが塞の前へと立ちはだかり、最大出力でシールドを展開する。
まるで塞のブレードライガーを守るように。



塞「え……？」


アーサー「……塞、お前にはまだまだ色々と教えたいことがあった……だが無理なようだ」

アーサー「お前の才能と力はしっかり時間をかけ、経験を積めばいつか私を越えるだろう」

アーサー「……お前は私の事を忘れて……生きろ、生き抜け」


デススティンガーの荷電粒子砲の光が収束し、発射直前へとなる。
シールドを展開されたため確実に殺すためだろう、そのチャージはゆっくりとだが…通常のエネルギー反応を遥かに超えていた。

塞にはその様子がスローモーションのように見える。


塞「そん…な……私はまだ貴方に何も返せて…！」

アーサー「勝手かもしれんが…私はお前達を大事な部下であり娘のように想っていた…」

アーサー「豊音達に伝えてくれ、最高の部下であり戦友であった、と」

塞「自分の口で伝えて下さい…！だから…！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

アーサー「………さらばだ」


デススティンガーの荷電粒子砲のチャージが完了する。


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