過去ログ - 【モバマス】飛鳥「ちょっとボクの暇つぶしにもらえるかな」【百合】
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◆.a5aH6WtmReM
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2014/11/30(日) 11:54:12.40 ID:l3VOO6kDo
「んん、ん」
うん、まだ続行中なんだ。今回はいつもよりちょっと長めだったからね。
どれくらいかというと、唇の真下にあったボクのショートパンツが漏らしたみたいに唾液でびちょびちょになったくらい、かな。
「ぷはっ……」
以下略
14
:
◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 11:55:43.03 ID:l3VOO6kDo
ボクが男の子なら、童貞だとからかう事もできただろうにね。まぁでも処女ではあるよ。うわっ、君が照れてどうするのさ。
正直、かなり引いた。今風に言えば、ドン引き。今すぐ輪廻転生の儀を執り行って、女性に生まれ変わるといい。
「……蘭子?」
蘭子が動かなくなった。と、思いきや蘭子は顔をもぞもぞと振り始めた。じゃない、手でボクの乳房を撫でていたんだ。
以下略
15
:
◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 11:56:57.06 ID:l3VOO6kDo
そんな、口に出すのも憚れるような状況にありながら、ボクがただ蘭子を見つめる事しかできないでいると、
蘭子はボクの胸を揉み始め、その蒸気した顔をこちらに向けたんだ。
想像してもみなよ、あの蘭子の愛らしい顔が自分の胸を辺りにあって、しかもクリクリとした目がこっちを上目使いに見ているんだ。
もう、こんなのどうにかならない訳がないよね。うん。
以下略
16
:
◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 11:57:55.86 ID:l3VOO6kDo
「んー!」
と、蘭子が激しい抵抗を見せて、無理やり首から上だけを動かし、ボクへ頭突きをするかのようにキスをしたんだ。
それはもう、貪るように。口内の唾液という唾液。粘膜すらも舐めとらんとする激しさ、猛烈さでボクの唇を味わっていたんだ。
ボクはさすがに、何かがおかしいと思った。
以下略
17
:
◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 11:59:14.14 ID:l3VOO6kDo
でもそのときは後悔の気持ちよりもこの不自然な状況に対して、
どうにかしなければという思いのほうが勝っていたから、とにかく蘭子に正気を取り戻してほしい一心だった。
「おかしいよ、こんなの」
ボクの言葉じゃない。蘭子が言ったんだ。
以下略
18
:
◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 12:01:00.22 ID:l3VOO6kDo
うん、殴った。グーで。
渾身の右ストレートさ。
思わず手が出たっていうのは本当なんだけれど、それにしてはちょっとえげつないくらいこぶしの効いたストレートだったかもしれない。
結果、蘭子は思い切り仰け反ってそのまま仰向けにノックアウト。
以下略
19
:
◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 12:02:00.63 ID:l3VOO6kDo
「……ごめん」
ボクはとりあえず、といった調子でそう言った。
なんだい、その顔。やれやれ、みたいなそれ。やめてくれるかな。
これから淡々と、地の淵を跋扈している闇の住人も号泣する感動物語を語ろうとしているのに、そんな風にやけに大人ぶった、
以下略
20
:
◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 12:02:57.48 ID:l3VOO6kDo
「…………」
でも、蘭子の方は謝って済む問題でもなかったようでね。それはそうなんだけど。
ところで、蘭子が言った言葉の意味は流石に分かるよね。だって、君だって一枚噛んだんだから。
ボクと蘭子が付き合っていることを、君に惜しげもなく公開できるのは、君の努力のおかげなんだよ。
以下略
21
:
◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 12:03:59.18 ID:l3VOO6kDo
それで、ボクもそうなんだけど、蘭子の方だって数日数十日ですっかり忘れられる程、さっぱりした性格というわけでは無かった。
だけど、そんなこと、言われるまでボクは気にもとめていなかったんだ。
蘭子がそこまで、心に傷を負ってるなんてね。
「ボクは、蘭子の事を愛していて、大切にしているんだよ」
以下略
22
:
◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 12:05:08.38 ID:l3VOO6kDo
「だから、蘭子にまでそれを理解しろとはいわない。けど、ボクの気持ちが嘘偽り無いということだけは、どうか分かってほしい。
それに、周りから色眼鏡で見られたり、ちょっかいを出された程度で壊れるような気持ちでは無いさ」
そうボクが言うと、蘭子はボクへ近づいて、ボクの胸に顔をうずめた。
でも、今度はそれだけだった。
以下略
23
:
◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 12:06:52.49 ID:l3VOO6kDo
ま、オチとしてはさ。
蘭子がボクの家に上がった時、お茶菓子として出したチョコレートがまさかのウィスキーチョコレートで、
ボクがそれに気づいた時には既に蘭子が4個程平らげていたんだけど、
いくらウィスキーとはいえチョコレートに入っている程度、大丈夫だと思ったんだ。
以下略
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