20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/30(日) 15:47:51.81 ID:GoSRyu8Po
P「シンデレラガールって言うじゃないか」
忍「言うね」
P「やっぱり忍もなりたいよな」
忍「勿論。Pさんにも両親にも恩返しするためにね」
P「シンデレラって魔法に掛けられて綺麗な服着て王子様と結ばれるって話だよな」
忍「そうだね」
P「生憎俺は魔法使いじゃないから忍をシンデレラには出来ないかもな」
忍「えっ…」
忍(それって…どういう意味?)
P「俺は魔法使いじゃない。だから俺の力一人で忍をシンデレラにすることは出来ないんだ」
忍「…どういうこと?」
P「俺一人じゃどうにもならない。二人で頑張らなきゃいけないってことだ」
忍「あっ…」
P「俺は、魔法使いじゃないから、俺一人じゃ、皆がやりたいと思うような規模のステージや、仕事や待遇を準備することは出来ないかもしれない」
P「忍には灰を被って貰うかもしれない」
忍「灰はちょっと…嫌かも」
P「物の例えだよ」
P「だけど、忍が努力していけば小さなステージが大きく、仕事だって待遇だってよくなる可能性は十分にあるんだ」
忍「うん…うんっ!」
P「そうやって、煌びやかな階段じゃないかもしれないけど、灰や汗が染みこんだ階段の先にはシンデレラになった忍がいるかもな」
忍「たまーに詩人だよね。Pさんって」
P「そうか?」
忍「うん。とっても気障ったらしい。都会の男の人はそんな感じなの?」チラ
P「どうだろうか」
忍「冗談だって」
忍「…ありがと。アタシ頑張れる気がしてきた」
P「それは良かった」
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