過去ログ - P「ティッヒー☆ミ Pチャン実は帰ってきてましたー!」貴音「」
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◆/3O2hHOrpYsz
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2014/11/30(日) 21:58:32.10 ID:Cu5JeHA+o
P「コレクティブ・アンコンシャス(Collective unconscious)、心理学者カール・ユングの説いた《集合無意識》のことだな。
確かにその僧も言ってたよ、《世界の言語》と《集合無意識》は基本的には同じものだって。さすがは伊織、博識だな」
伊織「あったりまえじゃない! って、でも待ってよ。
《集合無意識》はあくまでもメタフィジカル……形而上学的な領域の概念であって
以下略
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◆/3O2hHOrpYsz
[saga]
2014/11/30(日) 21:59:00.83 ID:Cu5JeHA+o
貴音「やはりその《秘伝》は、教えていただくわけには参りませんか?」
P「そうだな、これはちょっと教えてやれないんだ。とは言っても、もうほとんど答えを言ってるようなもんだよ」
貴音「ふむ。ではいずれ響にも話を聞いてみることにしましょうか。なにかひんとが得られるかもしれません」
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◆/3O2hHOrpYsz
[saga]
2014/11/30(日) 21:59:38.94 ID:Cu5JeHA+o
春香「へぇ、なんていう小説ですか?」
P「ブラジル人の作者が書いた、アルケミストっていう作品でな。内容が濃いわりには短い話だから数日で読めるぞ」
伊織「……アルケミストって……錬金術士? ちょっとアンタまさか」
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◆/3O2hHOrpYsz
[saga]
2014/11/30(日) 22:00:37.64 ID:Cu5JeHA+o
P「ああ、ちなみに普段は人のこと読んだりしてないからな。《そういうふうには使えない》もんなんだよ。
だから春香の体重が増えたことなんか全然わかんないから安心してくれ」
春香「なっ、なななななっ、なんでそれをっ!?」
以下略
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◆/3O2hHOrpYsz
[saga]
2014/11/30(日) 22:01:30.67 ID:Cu5JeHA+o
P「えーとな、実はアメリカで……」
貴音「(スッ Pを遮り)春香、律子に説明して差し上げなさい」
春香「(ティン!)はい! つまりですね、これは社長とプロデューサーさんが仕組んだ
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◆/3O2hHOrpYsz
[saga]
2014/11/30(日) 22:02:28.28 ID:Cu5JeHA+o
伊織「そこ、なにをコソコソ話してんのよ」
春香「べっつにぃー? プロデューサーさんがいない間、よく伊織と律子さんがお互いを励ましあってたなーって」
律子「は、春香っ! 余計なこと言わなくていいの!」
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◆/3O2hHOrpYsz
[saga]
2014/11/30(日) 22:04:04.47 ID:Cu5JeHA+o
P「これは愉快! よもやこの俺がお前のような美少女に背後を取られようとはなァ!
なれどかつては《考える肉機関車》とまで呼ばれたこの私! この程度で封じられたと思っては困ァーるッ!」
貴音「……では、これならいかがでしょう?」Pの右腕にピタッ
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◆/3O2hHOrpYsz
[saga]
2014/11/30(日) 22:04:51.30 ID:Cu5JeHA+o
春香(デレたぁーっ!)
貴音(よく頑張りましたね、律子)
伊織(あ、血が滲んでる。腕の怪我大丈夫かしら、コイツ)ジッ
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◆/3O2hHOrpYsz
[saga]
2014/11/30(日) 22:05:28.21 ID:Cu5JeHA+o
春香「そうですよ! 律子さんの言う通り!」
貴音「ええ、思えばこの一年間、土壇場での律子の気概には助けられてばかりでした」
伊織「アンタだけじゃなくて、あたしたちだってこの一年間でちゃーんと成長してんのよ。そこんとこ、分かってる?」
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◆/3O2hHOrpYsz
[saga]
2014/11/30(日) 22:05:54.79 ID:Cu5JeHA+o
P「ああ、よろしく頼むよ」
律子「はい、ではこちらへどうぞ」ぐいっ
伊織「あっ、ちょっと!」
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57
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◆/3O2hHOrpYsz
[saga]
2014/11/30(日) 22:06:47.52 ID:Cu5JeHA+o
P「……そうか、真美は自分のやりたいことを見つけられたんだな。あの歳で偉いじゃないか」
律子「あの子には、亜美に対するコンプレックスのようなものがありましたからね。
今は自分の道を見つけて、一生懸命に進んでいます」
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