過去ログ - 一ノ瀬志希「キミに惚れ薬を試してみたい」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/30(日) 22:15:16.01 ID:Z4pkIzXCo


あたしとプロデューサーの間に、ミストがひと噴き。
プロデューサーの顔が、一瞬だけ飛沫の向こうに消える。
それは部屋の明かりでキラキラしながら舞って、部屋の空気に溶けて消えた。

「なんてね。タダの、お水だよコレ。ガッカリした?」

キミはあたしから退屈を奪ってしまった。
代わりに、退屈よりも少しだけ苦しく、退屈より遥かに切ないモノをあたしにくれた。

キミにも、あたしからそれを分けてあげたい。



「んん? おかしいぞ、ただのお水なのにムラムラしちゃってるっ!?
 キミとあたしの化学反応で、コレが惚れ薬に変わっちゃったのかもね♪」

キミには、他の誰でもなく、このあたしからそれを受け取って欲しいから。

(おしまい)


読んでくれた人どうも。


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