過去ログ - 美女しかいない世界のありふれた日常
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7: ◆9IAQSEq7GU[saga]
2014/12/01(月) 00:38:43.63 ID:Xn3pO3W00
『痴漢交際が年々増加しているようです』

『へえー』

『痴漢は犯罪よ。もっと他の出会い方をして欲しいわ』
以下略



8: ◆9IAQSEq7GU[saga]
2014/12/01(月) 00:39:22.70 ID:Xn3pO3W00
痴漢。私は自転車通学だから縁の無い話題だ。
でももしいずれ痴漢に会ったらどうしよう。そして万が一、有り得ないけど、そいつと付き合うことになったらどうしよう。
何故か不安になってきた。

「そろそろ仕事に行くよ」
以下略



9: ◆9IAQSEq7GU[saga]
2014/12/01(月) 00:39:52.14 ID:Xn3pO3W00
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「はぁ、はぁ、おはようございます……」

「おはようございます」
以下略



10: ◆9IAQSEq7GU[saga]
2014/12/01(月) 00:41:10.52 ID:Xn3pO3W00
「うわ」

見たくない二人を見てしまった。
私の元友人とその彼女(一応言うが夢の子ではない)。
なぜ元なのかというと、その彼女に束縛され、人との交流を禁止されているからだ。
以下略



11: ◆9IAQSEq7GU[saga]
2014/12/01(月) 00:41:47.93 ID:Xn3pO3W00
「よっ」

席に着いて荷物を下ろしていると親友がやってきた。

「何」
以下略



12: ◆9IAQSEq7GU[saga]
2014/12/01(月) 00:42:22.89 ID:Xn3pO3W00
「ていうか一時限目の英語、単語テストあるじゃん」

「あ、ヤバ」

残り三分ほどしかない。急いで鞄から単語帳を取り出して机に置く。
以下略



13: ◆9IAQSEq7GU[saga]
2014/12/01(月) 00:43:01.18 ID:Xn3pO3W00
顔が近いのでこいつの吐息が鼻に来る。甘い匂い。
こんな奴でも綺麗な顔してるんだもんな、なんて思いながら眺める。
薄いピンク色の可愛らしい唇。整った鼻、長い睫とこっちを見ている目。

「あ」
以下略



14: ◆9IAQSEq7GU[saga]
2014/12/01(月) 00:43:40.15 ID:Xn3pO3W00
「顔赤くなってるよ」

「え、嘘」

チャイムの音が学校内にこだまする。皆急いで自分の席に帰っていく。もちろん新藤も。
以下略



15: ◆9IAQSEq7GU[saga]
2014/12/01(月) 00:44:13.11 ID:Xn3pO3W00
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

お昼休み。人と一緒に食べるのがあまり好きじゃない私は自分の席で一人昼食をとる。

「うわっヤバ! エロ!」
以下略



16: ◆9IAQSEq7GU[saga]
2014/12/01(月) 00:44:50.00 ID:Xn3pO3W00
昼食を食べ終えた私は暇になったのであたりを見渡す。
ほとんどがスマホをいじっている。病気か。

仕方なくスマホでクソゲーをしている新藤の席に行く。

以下略



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